最近他院で受けられた眉下切開の修正手術が多いです。
今日も1年前に受けられた眉下切開の修正を行いました。
前回は6~7ミリの切除術だったそうですが、2ヶ月で戻ってしまったそうです。
傷跡だけはしっかり残っています。
戻ってしまった原因は眼輪筋を切除していないためです。
皮膚と眼輪筋は表裏一体のものなので、セットで切除しなければなりません。
フェイスリフトでSMASを引き上げず、皮膚だけ切除しても効果がないのと同じです。
もっと知識が普及すれば眼輪筋切除があたり前になってくるでしょう。
”腫れない眉下切開”を売りにしているクリニックでは眼輪筋は切除しません。
眼輪筋には動脈も多く通っているので、止血処置も必要になり、
時間も局所麻酔の量も増えるため、必然的に腫れも大きくなるからです。
しかし、術直後の腫れがいくら大きくても眉下切開は4~5日で腫れが引きます。
たった数日の腫れのために、重要な内部処理を省略してしまうと、せっかく行った手術
も意味がなくなってしまいます。
また、皮膚だけ大量に切除されていて、眼輪筋が異常に余った状態になっている場合、
修正手術の際、皮膚を何ミリ、眼輪筋を何ミリ切除するのかが非常に難しくなります。
埋没法のように切らない手術は、腫れないことも重要な要素ですが、
傷と引き換えの手術の場合は、数日の腫れよりも1年後、2年後の状態の方が重要です。
"腫れない眉下切開”の方が当院の眉下切開よりも費用が高かったりするのもよくあることです。
腫れない=技術が高い、と本気で思っている美容外科医師は実はほとんどいません。
眼瞼下垂の症例を多数掲載しています。
