二重切開、眼窩脂肪、隔膜前脂肪(ROOF)切除、挙筋固定術の術前と術後1ヶ月です。
かなり腫れも引き、形も希望通りの中央が丸いアーチ型になってきました。
隔膜前脂肪(ROOF)も切除していますので、この先瞼はもっと薄くなっていきます。
初めての切開手術で挙筋固定術を行う目的は、術後に目の開きが悪くなったり、三重になったりするのを予防するためです。
一般的には二重の幅を広くすると目の開きが悪くなりますので、希望の幅がかなり広く、目の開きもよくない場合には挙筋固定が必要になってきます。
二重切開の修正の場合は、前回の手術によって瞼板と挙筋がはずれてしまったり、切断されてしまっていることが多いので修正の約半数の方に挙筋固定術を行います。
二重切開は、術前のデザイン、内部処理(眼窩脂肪・隔膜前脂肪切除)、二重のライン付け、仮縫いをして二重の幅や引き込みの強さの調節、余剰皮膚の切除、切開ラインよりも上にラインが出そうな場合は、その予防措置、目の開きの確認など、非常に多岐にわたります。
いい結果を出すにはどれも省略する事はできませんので、単に二重を作ればいいという気持ちで行えば二重切開はそれほど難しい手術ではありませんが、完璧を目指せば非常に難しい手術と言えます。
このモニター様の詳しい経過は
http://ameblo.jp/ciel-cl/entry-11500514164.html
http://ameblo.jp/ciel-cl/entry-11504145224.html
http://ameblo.jp/ciel-cl/entry-11514820909.html
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