シリコンを抜去したところです。
長期間シリコンにより圧迫されていたため
鼻翼軟骨内側脚(鼻柱の部分の軟骨)が右側だけ下方向に変形しています。
同じくシリコンを抜去したところです。
右の鼻先が下がっています。
シリコンで右側の鼻翼軟骨が押されていたために
下方向に変形してしまったからです。
このままでは左右差が残るのと、
鼻柱が下に押し下げられて変形しているので、
左右の鼻翼軟骨の高さを揃えて、
鼻柱部の軟骨を上へ引き上げる操作を加えます。
シリコン周囲にけっこう石灰化が見られます。
こうゆう場合、術中にレントゲンを撮り、石灰がどの程度とれたかを確認します。
大きな塊が残っていると術後腫れが引いた時にしこりとして浮き出てきます。
石灰化をきたしている場合、術中のレントゲンを見ながら、シリコンの周囲のカプセルまで摘出するかどうかを判断します。
今回はモニター様ではありませんが、術中写真の協力をしていただきました。
ありがとうございました。
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