アップノーズになる様に上めに移植しています。
今回はクローズ法ですが、以前他院にて鼻中隔延長を受けられていますので、
鼻柱に傷が残っています。
当院での手術は今回が初めてですが、今まで過去に4回鼻の手術を受けられています。
最初は、L型シリコンの手術、
次は、数年後L型シリコンを I 型に入れ換える手術と鼻中隔延長を同時に受けられたそうですが、
延長した方向が悪く、オームのような鼻になってしまい、3ヶ月後に別のクリニックで
鼻中隔延長を戻す手術と、I 型のシリコンの入れ替えをし、
また1ヶ月後に I 型シリコンを抜去して、鼻先に軟骨を移植したそうです。
↓オペ前 ↓オペ後17日目
今回は耳介軟骨を移植して、少し下に下がった鼻先を持ち上げることと、
同時に鼻中隔延長のために移植した軟骨を完全に取り除きたいとのことです。
数ヶ月前に鼻中隔延長を戻す手術の時に延長した長さ(3~5mm)分しか軟骨を取り除いていないため、鼻先に硬さが残っていて気になっていたそうです。
手術中の写真です
金のピンセットで挟んでいるのが
鼻中隔軟骨の下端です。
これが見えるということは、
今回の手術で移植された軟骨は
全て取り除くことができたという事です。
今回切除した、移植軟骨です。
鼻中隔延長で使う軟骨の長さは1~1.5cmくらいですが、
実際に延長される長さは3~5mmくらいです。
戻す手術の時には、実際に延長された分の5mmくらい切除すれば元の鼻に戻りますが、
まだ大量に移植された軟骨が残っているため、鼻先は硬くなってしまったままでした。
軟骨を全摘出するのは、かなり大変なのと、術後の変形の心配があるため、
通常は全摘出しない場合が多いです。
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