I 型鼻シリコンプロテーゼの手術を受けられたモニター様です。
I 型シリコンで鼻根部を高くしました。
3mmの高さのシリコンを希望されましたので、自然な感じになっています。
二重もそうですが,、鼻筋も控えめにすれば自然な感じになりますが、
あまりにも自然にしすぎると物足りなくなります。
今回はシリコンとしては最もひかえ目な高さですが、
ヒアルロン酸に較べると、しっかりとした鼻筋になっています。
色々な病院で、
「 I 型シリコンは、ずれるから L 型にした方がいいですよ」
と言われたと患者様からよく聞きます。
確かに L 型に較べると、I 型は鼻のどの位置に入っているのかが、手術中によくわかりません。
(麻酔で腫れているため)
そのため、当院では術中にレントゲンでシリコンの位置を確認しています。
レントゲンをもとにシリコンをミリ単位で作製しても、予定の位置にきちんと入れないと意味がありません。
何千例も I 型シリコンの手術をこなしても、3mm~5mm程度予定の位置からずれていることがよくあります。
↑の画像は、いずれも術中に撮影したレントゲン画像です。
左右の画像の○で囲んだ部分ですが、
左の画像では、シリコンの位置が約1.5mm下にずれています。
右の画像は修正後です。
この様に、術中にレントゲンを撮らないと、I 型のシリコンは正しい位置を確認することは不可能です。
I 型シリコンは L 型シリコンよりも難しいですが、レントゲン撮影でそれを補うことができます。
では、1.5mmはどのように影響するのか。
これは、患者様の為であり、私の自己満足でもあります。
せっかくミリ単位でレントゲン画像と合わせて作ったのだから、完璧な位置に入れたいというこだわりです。
やはり完璧な位置に入れると形がきれいです。
実際は、3mm以上ずれるとに形に影響してきます。
他院の修正で来院される方の多くは1cmくらいずれてる方が多いです。
中には、I 型と聞いていたのに、実際にレントゲンを撮るとL型が入っているという方が実に多いです。
I 型でも、一度きちんと予定の位置におさまれば、後でずれる事がないように加工してあるので、
術後にずれる事はありません。
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