挙筋法は解剖学的に生まれつきの二重に最も近く、
また、戻りにくい方法です。
※二重埋没3点留めオペ直後です
挙筋法は挙筋腱膜に糸をかけて二重を作りますが、
糸の掛け方や結ぶ強さによって、
強くも弱くもすることができます。
※二重埋没3点留めオペ2日後です
できるだけ強く留めることにこしたことはありません。
また、どれだけ強く留めても腫れが引けば
必ず自然な二重になります。
※二重埋没3点留め2日後です
しかし、強く留めた場合の問題点は、
腫れている間、目を閉じたときにできるへこみや、
ラインの不整が目立つことです。
これは腫れが引けば全く分からなくなりますが、
腫れが長く続く方ではけっこう気になります。
※二重埋没3点留めオペ5日後です
皮膚が厚い方ほど、この傾向が強くなりますが、
厚い方ほど戻りやすいので
強く留めなければなりません。
左の方は3点留めの術後ですが、
目を開けた時にはそれ程わかりませんが、
※二重埋没追加オペ前です
腫れが引けば、
伏目にしても全く分からなくなりますが、
落ち着くまでには、
1~2か月かかる可能性もあります。
※二重埋没2点追加オペ前です
このような場合は1点目と2点目の隙間と
2点目と3点目の隙間に糸をかける事で
ラインの不整を直すことが可能です。
この場合は最初の3点とは
違った掛け方をします。
※二重埋没2点追加オペ直後です
後で2か所追加することで
きれいなラインの二重になり、
腫れていても不自然さがなくなります。
また合計5か所になるので、
3か所の方法よりも戻りにくくなります。
※二重埋没2点追加オペ直後です
目頭から目尻まで一本のきれいなラインになり、
切開法を受けた感じのラインになります。
今回は最初の手術から2週間後に
2か所の追加の手術をしていますが、
※二重埋没2点追加オペ翌日です
瞼の皮膚の薄い方の場合は、この方のように
ラインががガタガタすることはありませんので
追加の手術は必要ありませんが、
ラインをより強くしたかったり、
追加する意味は
十分にあります。
※二重埋没2点追加オペ2週間後です
また、瞼の皮膚が厚い方で
少し広めの二重を希望される場合、
後で2か所追加するのではなく、
始めから5か所糸で留める手術を
行うこともあります。
※二重埋没2点追加オペ2週間後です
腫れは3か所より多少大きいですが、
3日~5日で3か所の方法と
同じくらいの腫れになっていきます