「お試し」という言葉がある。
なんかピンチのようなことが続いた時に
「お試しが来てる」という、あれ。
私はその言葉が好きではないんだけど
(むしろ、嫌い笑)
まさにこの一年二年ぐらい
そんなことの連続で
今までの人生の中で
友人たちからも
「お祓いに行った方がいいんじゃない?」と
言われるぐらい
想定外すぎる変なことや
その「お試し」が
立て続けに起こる時が何度もあったけど
この一年は、まあまあすごくて
「この仕事やめたほうがいいやろか」
と
そんな気持ちになることが何度かあった。
最近もね。
でも、あかん
シャッター押すと
「そんなん本心ちゃうやろ」と
手の中の相棒に叱られるし
何より
私が私に
「ふざけたらあかんで」という。
身体と心が
大きく揺らぎ
女性としてもフォトグラファーとしても
ひとつの岐路に立っているけど
ひとつ出た答えは
「カメラを置かない」ということ。
心の底から笑って
幸せな気持ちで
シャッターを押し続けたい。
そのために
何をしていくのかは
もう、そこに見えている。
そうすれば
そんな「お試し」みたいなことは
私の前からだんだん
消えていくかも知れない。