3代目ワンコ、ソラの追憶①
トイプードル男の子。
3歳10ヶ月でお空に召されました。
最初、ソラを飼うつもりはありませんでした。
女の子が欲しかったからマリンだけを飼う予定が、マリンに会いにブリーダーさん所に通ううちに、少しうつむき加減で儚げなソラが気になって、気になって。
ブリーダーさんは「ソラは未熟児で生まれたからもう少し様子をみます」と仰っていたのに、マリンを引き取る時は「この子も連れて帰ります」と言ってたんです。
ソラは、最近から左右のどちらかに傾いて歩く子でした。
2・30センチの段差を、ズッコケて登れない時がある。
一途というか、いつも私に触れていなければいけない、ベッタリの子でした。
トイレにもついてきて、私の膝の上に座っているんです。
ソラの一途さは、知的障がいのようなものを感じていました。
ソラの一途さのゆえに、マリンには寂しい思いをさせました。
ソラみたいに甘えてこないマリンに対して「この子は冷たい子だなぁ」という印象を持っていました。
そんなある日、いつものように私にベッタリ甘えてくるソラの向こう、2メートル位離れた所にマリンが座ってジッと私とソラを見てたんです。
この時、ハッとしたんです。
「ああ、この子も甘えたいじゃないか」と。
そして「マリンもおいで〜」と、呼んだんです。
すると、マリンもやってきて。
それからです。
マリンが変わったのは。
この出来事は、子供を持たない私に、男の子と女の子の兄弟がいたらこんなだったのかなぁと思わせてくれた、忘れられない思い出です。
傾いて歩くソラを見て、脳に異常があるのではないかと言う妹。
嫌な事言うなぁと思ったものの、病院へ。
この時は「異常ナシ」
足の関節もしっかりしてる。
知的障がいに関しては「そんな事がある筈ない」と、一笑されました
後でわかるのですが、脳の病気を持って生まれたソラでした。
2歳で寝ているベッドから落ち、走って駆け寄ってきたのに、私をすり抜け1メートルの段差に落ちる。
歯石取りに預けた病院で、痙攣。
3歳くらいから『てんかん』が始まり、薬でコントロールするも、少しずつ酷くなる発作。
お医者さま曰く「てんかんは、原因が何かわからないからてんかんなんです。薬でコントロールするしかないんです」
そう言われて納得するしかなかったけれど、益々酷くなるてんかん発作に耐えきれず、ソラの毎日をお医者さまに訴えたのです。
そして、やっと「原因はわからないかもしれませんが、山口大学で検査をしますか?」
藁をもすがる気持ちで、直ぐに予約をしてもらいました。
原因がわからないならば、選択肢が一つ減ると思って。
簡単に書くつもりでしたが、長くなりそうです。
愛犬を亡くした者には、誰にとってもその子との思い出は宝物。
一緒に過ごした日々は短くでも、14年経った今も鮮やかに思い出されるソラの記憶。
マリンを語る上で、どうしてもソラを語らなければ。
ソラの生き様を残しておきたい。
そんな思いで書き始めました。
読んで頂けると嬉しいです。
