後日リハビリになるからと作業療法士さんから折り紙を数枚もらった

折り紙は実は大好きなのだ

幼少期入院生活が長く今みたいにゲームどころかTVもない時代

折り紙と塗り絵が心の支えだった



他の子たちより折る量が半端なく

当時100円ショップもない時代折り紙はそれなりの値段だったけれど毎日ハイペースにおる為親は最終的に広告紙を持参して

私は折り紙を作る事からスタート

時間は腐るほどあったから同年代の子たちの中で折り紙は得意となり自信になった


そんな私が年を重ねて学童の先生をはじめてから、子達からは折り紙のできる先生となれた



なのに病気発症

こうなって初めて折ったツルは

先生方はよく折れてると褒めてもらえたけれど、それはみるも無残なツルだった



グシャ

あまりの不出来に自分が許せなくて

私は握り潰しゴミ🗑️箱へと投げ捨てた

しかし嘲笑うようにツルだった塊はゴミ箱からズレて落ちたのだった