稗粒腫(ひりゅうしゅ)
は皮膚の浅い所にできた角質の塊です。
主に眼の周囲などに生じる1~2mmの良性の小さな白または黄色調の粒々です。
幼少期のものは自然に取れてしまったりしますが、大人のひ粒腫は自然には取れにくいものです。
毛穴が閉じた状態なので通常は、注射針で小さな穴を開け圧出して白い塊を取り出します。
取るのに痛みが強い場合やレーザーなどを使用する場合は麻酔をつかったりします。
ひりゅうしゅは体質的にできやすい場合があるのでまた再発したりといったことがあります。
汗管腫はどんな病気か
顔面、とくにまぶたに多発して発生する小型で扁平に隆起した発疹で、汗を出す管である汗管が増殖してできたものです。
症状の現れ方
女性に多く、思春期以降に現れます。眼のまわり、とくに眼の下に多発して発生しますが、額や頬にもみられます。直径1~5mmくらいの、ほぼ皮膚と同じ色か、やや褐色の平らに盛り上がった皮膚と同程度の軟らかさをもつしこりです。年齢とともに次第に数が増え、大きくなりますが、3~5mm前後の大きさにとどまります
