こんばんは!tomatoです
結構ハイペースで更新のドラマ英語です。
ジェントリーだけでもまだ10話以上あるのでネタには困らない⁈
さて今日のジェントリー警部
エピソード: Gently Evil
写真はAXNミステリーより
今日のドラマ英語:
・ We will cross the bridge when we get there.”
(字幕)後回しにしよう
橋についたら渡ろう→ その時になったらしよう、考えよう のニュアンスでしょうか。
((ことわざ)) 取り越し苦労をしてもしかたがない。
・ wild goose chase あてのない追究
・ blindfold 目隠し
・ (be) sick of the lies 嘘はうんざりだ
ネタバレありです!
1969年 ニューカッスル
* この年にイギリスでは死刑制度は廃止されています。
ドメニカという女性が頭部を殴られ死亡。
何故かハンカチが blindfold 目隠しに使われている状態で。
スコットランド訛りの男が立ち去るのが目撃され、死後には娘のアグネス・13歳がドメニカのアパートのすぐ外にいた。
犯人は別居中の夫・アランに疑いがかかる。
アランと娘のアグネスは取り調べを受ける。
「後でアグネスは別室に行ってもらうよ。」とジェントリー。
アグネス「パパと一緒でなきゃいや!」
ジェントリー:
”We will cross the bridge when we get there.”
そのときになったら考えよう。
アグネスも父のアランも何か隠している様子。
そして彼らの弁護士は綺麗な女性サラ。
バッカスは帰り際にサラを飲みに誘います。
「じゃあ 7時にパブで。Wild goose っていうパブ。国道xx号線を行くとあるわ」
バッカスは上機嫌でパブのある方向へ車を走らせるも・・・ありません。
そこで気づきます。
Wild goose 無駄骨か
* wild goose chase で 宛のない追究、無駄な探索
そんなバッカス、結婚生活は破たんして別居中。
どうも考えが甘いというか、できちゃった婚なのであまり愛情がないのかな?
それでも娘には会いたいと思っているが。
そこに近所のキャンプ場で連続して幼い子供が誘拐される。
一件は未遂。
アグネスの叔父(ドメニカの弟)が子供を見つけて親のところに帰した。
一年前には崖から女の子が落ちる事件もあり、そちらも叔父が関わっていた。
本人はやっていないと拒否。
しかし13歳のアグネスが疑われるとわかると自分の罪だと発言を変える。
再三の発言撤回にジェントリーは
Sick of the lies ! 嘘はうんざりだ
しかし誘拐の容疑者は13歳の少女。
マスコミもかぎつけてしまった。
ドメニカ殺害の犯人は夫のアラン。
1年前の少女殺害並びに男児誘拐の罪のアグネス。
弁護士は彼女の心のケアの心配をするが、
ジェントリーは罪は償わなければ被害者はどうなる?
(それは法で捌くしかない)
けれどアグネスの今後の為、心の闇を解明させたい。
アグネスの叔父、父のアランから真実を聞かされる。
タイトルのEvil (邪悪な)なのはアグネス?
そもそも始まりは祖父でありドメニカの父が原因だった。
立ち去ったスコットランド訛りの男こそがその人。
父親による性的虐待でドメニカは心が病み、子どもができても夫と住まず売春をして暮らし、父の魔の手が孫であるアグネスにまで。
叔父も祖母も知っていたのに、やめさせようとしたが止められなかった。
アグネスは祖父の被害に遭ったことがきっかけで、事件を起こしたのだった。
死刑制度は撤廃されたが、アグネスは成人するまで更生施設へ。
成人後は20年の刑となった。
冒頭でコメディアンが娘の写真を見ているバッカスに愛らしい赤ちゃんの写真を見せ、『可愛いだろう。誰だと思う?』と問いかける。
『これは雑誌で切り抜いたヒトラーさ!小さい頃は皆可愛い顔だろ?』
小さい頃のドメニカと父の写真にも、Evilになるとは思えない普通の親子の表情。
Evil 生まれつきのものなのか? 何がきっかけでそうなるのか?
そんなことも物語は問いかけているようでした。
バッカスは娘と会った後に妻とよりを戻そうと服もビシッと決めて家に向かいます。
しかし妻は心の整理がつき、他の男性と新たな道を進もうと決心した後。
時すでに遅しでした・・。
ゲスト俳優=
アグネスの父、アラン役は
ダニエル・ケイシー Daniel Casey
IMDbより
バーナビ―警部の初代相棒、DS トロイです。
多分バーナビ―の人気投票をしたら彼のキャラはまだまだ上位に食い込むと思います^^
長文ブログを読んでくださってありがとうございます。
ではまた。