横尾明氏 90歳のバースデーパーティーに参加しました。 | CICLI LA BELLEZZAのブログ

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愛するヴィンテージ自転車たちとの生活

来年、創業100周年を迎える上野の老舗サイクルショップ 横尾双輪館社長の横尾明氏が、今月90歳の誕生日を迎えられるとのことで、横尾氏と親交のある有志が集まり、卒寿のバースデーパーティーを開きました。

 

会場は、横尾双輪館の2階にあるヨコオカフェです。

 

幹事のTさんから開会の挨拶があり、パーティーが始まりました。

 

横尾氏の90歳を祝って乾杯!

その後、なごやかな自転車談義で楽しい時間を過ごしました。

 

会場には、横尾氏所蔵のヴィンテージレーサーも登場。

これは70年代初頭のデローザです。

ちなみに、横尾氏とウーゴ・デローザ氏は同い年で、横尾双輪館は、日本で最初にデローザを扱い始めたショップとして知られています。

 

こちらは60年代のレニャーノ。

 

こちらは70年代前半のコルナゴのメルクスモデルです。

 

さて、宴もたけなわ。各参加者が、横尾氏にまつわる思い出の品と共に懐かしい思い出話を披露しました。

こちらは、Sさんが持参した64年の東京オリンピック自転車競技の写真集と、横尾氏が創設したヴェロクラブ東京のワッペンです。

今まで知りませんでしたが、横尾氏は自らも自転車競技の選手で、インターハイで2位に入賞したこともあるそうです。

その後、お父様の跡を継いで横尾双輪館の二代目となったわけですが、64年の東京オリンピックでは役員を務めたほか、自らも写真を撮って、公式写真集の発行に尽力されたそうです。

 

こちらは、MYさんが30年以上前に横尾双輪館でデローザのフレームを買ったときに、段ボール箱に貼ってあったロゴ入りの純正ガムテープだそうです。

こういうのがマニアにとってはお宝ですよね。

 

私は横尾双輪館に通い始めてから51年になりますが、昔、横尾氏から聞いた「プジョーはパーツの寸法が合わないから、完成車で買わないとダメよ」というアドバイスを今でも忠実に守っているというエピソードをご紹介しました。

 

その後、参加者から横尾氏に誕生日プレゼントが贈られました。

 

横尾氏からのスピーチがあり、楽しいパーティーはお開きです。

 

最後に、横尾氏の奥様も加わって、記念写真を撮影しました。

 

デローザを中心に横尾氏ご夫妻、その両脇に三代目の息子さんご夫妻、そしてその息子さんという横尾ファミリー5人を囲んで、参加者全員で記念写真です。

 

来年は、いよいよ創業100周年。

その時には、また盛大なパーティーでお祝いできるといいですね。