2023 秋のヴィンテージ・デローザライドに参加しました。Part 2 | CICLI LA BELLEZZAのブログ

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愛するヴィンテージ自転車たちとの生活

秋のヴィンテージ・デローザライドのレポート、Part 2では、参加された皆さんの愛車をご紹介したいと思います。

今回は15台のヴィンテージ・デローザが揃いました。台数が多いので、Part 2では80年代半ばまでの車を、Part 3では80年代後半以降の車をご紹介することにします。

 

さて、以前から気になっていたのですが、ダウンチューブにあるDE ROSAのロゴは、時代によって大きさや色が異なります。色については、また別の機会に譲るとして、今回はDE ROSAロゴの大きさの変遷に注目して見ていきたいと思います。

 

今回参加した車の中で一番古いのはTHさんのデローザで、1974年製です。この時代のデローザはロゴのサイズが小さいのが特徴になっています。メジャーを持っていくのを忘れてしまったため、私の指で測ることにしますが、私の親指と人差しを伸ばした時の長さが17cmですので、そこから計算して、この車のDE ROSAロゴの長さは約13cmになります。

 

これはFMさんのデローザで78年頃の車です。

この時代はDE ROSAのロゴが大きくなり、約18cmあります。

 

70年代末頃のデローザロゴが入ったマリプラスト製のボトル。白のボトルは私も持っていますが、カッパー色は珍しいですね。

 

FTさんのメタリックレッドのデローザも70年代後半の車で、FMさんの車と同じく18cmサイズの大きめのロゴが付いています。

 

FTさんの車は、よく見るとディレイラーのプーリーやバルブキャップもフレームカラーに合わせてメタリックレッドになっています。今まで気づきませんでしたが、こういった細部のこだわりがお洒落です。

 

MIさんのシャンパンゴールドのデローザは81年製です。

この車のロゴは文字の間隔が広くなっていて、長さは約23cmあります。他の時代と比べて、この時代のロゴの文字間隔の広さは非常にユニークです。

 

ご夫妻で参加のNYさんは、お二人でお揃いのシルバーのデローザに乗られています。83〜84年頃のモデルで、ロゴにウィングの柄が付いているのがこの時代の特徴です。ウィングの部分は含まず、DE ROSAの文字の部分だけの長さを見ると、ほぼ私の指のサイズと変わらない約17cmでした。

 

ご夫婦の車を比べると、基本デザインは同じですが、ご主人の車のほうが若干年代が古く、フレームはコロンバスのSLで、シートステーはメッキではなく塗装になっています。

 

こちらも70年代末頃のデローザ・ロゴのついたボトルですが、この形のものは初めて見ました。

 

こちらはNYさんの奥様の自転車です。

フレームサイズは小さめですが、基本デザインはご主人と同じで、DE ROSAロゴの長さはご主人の車と同じ17cmサイズになっています。

 

奥様の車はコロンバスのSLXを使っていて、シートステーがメッキになっています。

 

初参加のNJさんのデローザも83〜84年頃の車です。

ブルーのフレームにウィング付きの黄色いDE ROSAロゴのついた、いわゆるサモンターナ・モデルで、非常に人気のあるモデルです。この車のDE ROSAロゴも、やはり17cmサイズになっています。同じ黄色のロゴでも、70年代の車と比べると、この時代は文字の間隔が少し広めになっているようです。

 

カンパのWレバーは肉抜きされて、内側が黄色くペイントされています。これはオーナーのNJさんご自身が加工したそうですが、非常にきれいに仕上がっていますね。

 

こちらは初参加のGYさんのデローザで、85〜86年頃のモデルです。コンポはカンパのCレコにデルタブレーキが装着されています。基本的には83〜84年モデルと同様のフレームデザインですが、この時代になるとトップチューブのウィングの横にDE ROSAの文字が入るようになります。

シートチューブのDE ROSAロゴは、この車も17cmサイズになっています。

 

フリーは、カンパの軽合フリーです。よく見るとトップ側のゴールドのリングが輝いていて、カッコいいですね。

 

 

ここまで、80年代半ばまでの自転車を見てきました。

Part 3では、80年代後半以降の自転車をご紹介します。