2022 冬のヴィンテージ・デローザライドに参加しました。Part 1 | CICLI LA BELLEZZAのブログ

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愛するヴィンテージ自転車たちとの生活

日曜日に久々のヴィンテージ・デローザライドが行われ、新メンバーも含めて9台のヴィンテージ・デローザが揃いました。

 

今回のコースは、荒川サイクリングロードを通ってさいたま市の彩湖へ、そしてさらに上流の秋ヶ瀬公園で開催中のバイクロアを見に行くというコースです。

Part 1では、スタートから彩湖までをご紹介します。

 

スタートは首都高の鹿浜橋の近くにある足立区立都市農業公園です。

 

デローザとコラボしたお菓子??

と思ったら、資生堂パーラーのガナッシュでした。デローザとは全然関係ないのですが、パッケージのデザインがデローザのイメージにピッタリですね。

 

この日は空気がひんやりしていたものの、晴れて風もなく、気持ちのいいサイクリング日和でした。このあたりの荒川サイクリングロードを走るのは初めてだったのですが、道幅も広くて風景も最高でした。

 

目的地の彩湖の周囲は美しい緑地公園になっています。

 

湖畔に9台のデローザがずらっと並んで、写真撮影タイムです。

 

これはたまらない光景ですね。

 

では、今回参加した珠玉のヴィンテージ・デローザをご紹介しましょう。年代の古い順にご紹介します。

 

FSさんのモルテーニカラーのデローザ。73年の車です。チェンリングやステム、シートピラー、ブレーキレバーに刻印が入っていて、シフトレバーには肉抜き加工とペイントが施されています。

 

TAさんの74年製デローザ。カッパーのようなメタリックカラーがかっこいいですね。こちらもFSさんの車と同じような加工が施されています。

 

Eさんのデローザは76年製。深緑色がすごく美しい車です。スーパーレコードの時代になって、チェンリングのハートの刻印はなくなってしまいました。こちらもシフトレバーが肉抜きされています。

 

MMさんのデローザは、ミラノ在住時代に購入した特注バージョンで、ラグの形など、70年代の特徴と80年代の特徴がミックスしたフレームになっています。トップチューブには巨匠ウーゴ・デローザに書いてもらった直筆サインが入っていて、肉抜きされたシフトレバーは湾曲がつけられています。

 

KWさんのデローザは78年製。鮮やかなコバルトブルーの塗装にイエローのDE ROSAロゴが入ったフレームは、『これぞ、イタリアン!』というカッコよさです。ユニカのブラウンのバックスキン・サドルもいいセンスですね。この車にもステムとブレーキレバーの刻印が入っています。

 

MIさんのデローザは82年製です。シルバーのフレームに合わせて黒革の編み上げバーテープに換え、ぐっとカッコよくなりました。銀 x 黒の組み合わせは『イタリアの粋』の鉄板コーデですね。

 

初参加のKOさんのデローザは83年頃のモデルです。

メタリックレッドのフレームで、イエローのDE ROSAロゴはこの時代特有のウィング付き。バーテープもイエローでコーディネートしています。

イエローをワンポイントに使うところがイタリア車の特徴だと思いますが、皆さん、イエローの使い方が上手いですね。

 

ご夫婦で初参加のTSさんの奥様のデローザ。90年代半ばのネオプリマートです。ブラックのヴィンテージ・デローザは珍しいですね。サドルとバーテープをレッドにしたコーディネートがカッコいいです。

 

そして、私のデローザは95年のヌーヴォ・クラシコです。

朝、スペアタイヤを付け忘れてしまったのですが、かえってスマートでカッコよくなったかもしれません。(笑)

 

さて、デローザ以外の車で参加された方もいらっしゃいます。

 

FMさんはデローザもお持ちですが、今回はマージで参加です。このマージは、先代のファリエロ・マージ製作の70年代のフレームをレストアしたもので、シャンパンゴールドのフレームが美しいですね。

 

TSさんのご主人はピナレロで参加です。

ガンメタのフレームにシルバーとホワイトのモノトーン・コーディネートが素敵な車です。

 

Sさんのビアンキ。メタリックレッドの美しさが印象的な90年代の車です。

 

ヴィンテージ・デローザに興味のある方は、ぜひ、『クラブ・デローザ・クラシケ』の案内もご覧ください。

 

次回、Part 2では、秋ヶ瀬公園のバイクロアの様子をご紹介します。