【総勢13台!】ヴィンテージ・デローザ・ライドに参加しました。Part 2 | CICLI LA BELLEZZAのブログ

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愛するヴィンテージ自転車たちとの生活

ヴィンテージ・デローザ・ライドのレポート、Part 2では、参加した皆さんの自転車をご紹介します。

 

今回のライドを主催してくださったTさんの車。1974年のモデルだそうです。コンポはカンパレコード、リアはヌーボレコードです。

 

深いグリーンが素敵な Iさんの車。70年代末のモデルです。

コンポはスーパーレコードの初期型。チェンホイールはアウターがスーパーレコードでインナーがレコードの組み合わせになっています。ラージハブが特徴的です。

 

FJさんの車は75年頃のモデル。デローザの工房へオーダーしたスーパースペシャルというモデルで、ケーブルガイドの肉抜きなど、細部にもこだわりがあふれています。カンパのクランクがバフ仕上げになっていて美しい光沢を出しているのが印象的です。メタリックレッドのフレームにイエローのロゴ、ブラックのレザー編み上げバーテープのコーディネートがかっこいいですね。

 

FSさんの車はオレンジとネイビーのモルテーニカラー。70年代後半のものです。480mmと小さなフレームサイズですが、ステムが長いので、レーサーらしい精悍さがありますね。この車もカンパレコードのチェンリングにハートの刻印がありますが、ペイントはイエローではなくネイビーになっており、インフレーターもネイビーでコーディネートされています。ゴールドのリムもよくマッチしていますね。

 

MIさんの車は83年のモデルで、スーパーレコード後期型のコンポです。この時代になるとフォークがフルクロームメッキで肩が撫で肩になっています。

 

Aさんの車も83年のモデルです。上のMIさんの車と似ていますが、ダウンチューブとシートチューブのDE ROSAロゴの入り方が違っていますね。

 

MIさん、Aさん、Iさんの自転車にはスーパープレステージ・トロフィーのエンブレムが付いています。

これはエディ・メルクスがデローザに乗って1973年から75年まで3年連続でスーパープレステージ・トロフィー(年間最優秀選手)を獲得したことを示すエンブレムです。そのうち74年には世界選手権に優勝したので、アルカンシエルも付いています。

(実はメルクスは、マージ時代、コルナゴ時代も含め、69年から75年まで7年連続でスーパープレステージ・トロフィーを獲得しています。何に乗っても強かったということですね。)

 

MYさんの車は85年頃のモデルで、トップチューブにもDE ROSAのロゴが入っているのが特徴です。後期型スーパーレコードのコンポで、ブレーキは、アーチのボルトに青いジェムを貼ったカンパのコバルトブレーキを使っています。

 

MTさんの車は87年製でツートーンのKASチームカラーです。スーパーレコードのチェンホイールにカーボンの横型レコード、ディープリムの完組ホイールなど、新旧のパーツをうまくアッセンブルしていますね。

 

コルサコルサ店長のEさんの車はチタンフレームのチタニオで、フォークはカーボンですね。コンポは90年代前半のカンパレコードです。

 

FMさんの車は90年代末のバティックチーム仕様。スピナジーのエアロホイールが印象的です。FMさんはジャージもバティックチームでコーディネートされていました。

 

そして私の車は1995年のモデルです。コンポは94年型のカンパレコードを使っています。エルゴパワーの初期のコンポですね。

 

こちらはカンパコレクターとして知られる Iさんの車で、70年代初頭のモデルです。このカンパのブレーキは、レコードのブレーキが発売される以前の試作品で、世界に数台しかないという大変貴重なアイテムだそうです。上部にCAMPAGNOLOと刻印された金属製プレートが付いていますね。ご存知のように、量産品にはこのプレートはありません。

 

こちらもカンパコレクターとして有名なSさんのMTB。

デローザのMTBは珍しいですね。よく見ると、リムまで含めてカンパのフルセットです。さすがですね。

(Sさんの写真は撮り逃してしまったため、MIさんの写真をお借りしました。)

 

あと、Kさんは赤いマージで参加され、ライドを先導していただきました。ありがとうございました。(MIさんの写真をお借りしました。)

 

Tさん、素敵なライドを企画していただき、ありがとうございました。デローザファンの皆さん、今日は大変勉強になりました。ぜひまたお会いしましょう。

 

(私の知識不足で記載内容に間違いがあったら、申し訳ありませんがご教示ください。)