【総勢13台!】ヴィンテージ・デローザ・ライドに参加しました。Part 1 | CICLI LA BELLEZZAのブログ

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愛するヴィンテージ自転車たちとの生活

今日は、ヴィンテージ・デローザ・ライドが行われ、70年代〜80年代を中心に、魅力的なデローザが13台も集まりました。

クルマだと、フェラーリ・ミーティングのように一つのブランドの愛用者が集まって一緒に走るイベントはよくありますが、自転車では珍しいと思います。

それぞれオーナーさんのこだわりが詰まっていて、大変勉強になりました。

 

ずらりとデローザのレーサーが並んだ光景は壮観です!

 

集合場所になったのは、南武線矢野口駅前にあるクロスカフェというお店。この店はサイクリストの聖地として有名な尾根幹の入口にあたる場所にあり、『サイクリストのためのカフェ』をコンセプトにしている素敵なカフェです。

 

店内もすごくおしゃれで、この日も朝から多くのサイクリストで賑わっていました。バゲットを使ったミラノサンドとカフェラテをいただきましたが、ボリュームもあり、美味しかったです。

 

店の前に集まったデローザは、時代もカラーもさまざまです。

 

今回は70年代の車が多く参加されました。

今回の参加車の中で一番古い車はこちらです。70年代初頭のモデルで、ラグの形が直線ではなく、波型にカットされていますね。

 

ロゼシャンパンカラーのこの車は1974年の車です。ハートの中にDの文字が入った70年代のロゴが、私は好きです。

 

こちらはモルテーニカラーの車。

70年代にエディ・メルクスが乗ったオレンジ色のモルテーニカラーのデローザは今でも人気で、復刻版が出たりしていますが、これは当時のオリジナルです。

 

こちらの車も素敵ですね。70年代末の車で、くすんだダークグリーンがなんとも言えない品位を醸し出しています。こういった深い色合いの塗装もデローザの魅力ですね。

 

この時代、このようなステムへの刻印も流行りましたね。

 

チェンリングへの刻印&ペイントも70年代に流行った工作です。スーパーレコード以前のレコードのチェンリングにはハートマークの刻印を入れられるだけのスペースがありました。

 

ハンガー下の肉抜き加工も時代によって違いがあります。

このハートの肉抜きは70年代半ばのパターンです。

 

さて、この日のライドは多摩川サイクリングロードを通って羽村市まで走る予定でしたが、午後から雨が降るという予報のため、コースを短縮し、お昼には矢野口に戻ってきました。おかげで雨の中を走らずにすみました。英断でしたね。

 

Tさんが70年代、80年代のパーツカタログなどをたくさん持って来てくださったので、ランチタイムはみんな夢中になって盛り上がりました。

 

1981年のPOPEYE 自転車特集号! 懐かしいですね。私も学生時代に買いました。あの時代らしく、トーンは軽チャーですが、写真家の砂田弓弦氏が監修したそうで、記事の内容は本格的で充実しています。

 

今回、私が持って行ったサコッシュ風のバックパック。1980年頃のデローザ・ロゴがついています。

フリマで買って、ストラップだけ付け替えたものですが、これは容量も大きく、ショルダーバッグ型のサコッシュよりも安定していて使いやすかったです。

 

前日に自転車を整備したのはよかったのですが、SIDIのビンディングシューズがもう履けない状態になっていて、しょうがないので、息子のシューズを借りて参加しました。幸いトラブルもなく履き心地も良かったです。最近のシューズはよくできてますね。

 

Part 2では、参加した皆さんの自転車をご紹介します。