ドットの並びがアンバランスな小皿など、
明日6月3日土曜日はサンメッセ香川大展示場へお越し下さい。
毎月恒例、八十五番札所八栗寺さんへ参拝してきました。
聖天堂では靴を脱ぎ、お堂の内へ入って参拝しています。
(ご住職のお勤め時間と重なり入れない時もあります。)
聖天堂にお祀りしている歓喜天像は秘仏でお姿は拝めないので、いつも誰に向かって話すでもなくブツブツと1ヶ月の出来事をつぶやき、感謝の意を述べ、御真言とお経を唱えていたのですが、今日は違った!!!!!
見えも聞こえもしないのでどんな表現が適切か分からないのですが、場が強い、何かがそこにある、気配を感じると言いますかとにかく「強い!!」と感じました。
そして訳もなく涙が出る。
ドライアイかもしれませんが…
昨日、大般若法会(聖天尊春季大縁日)だったので、その波動なりエネルギーが残っているんでしょうかね?
聖天堂を出て「今日の歓喜天さん凄かったなー」と思いながら本堂をお参りし、いつものように中将坊さんのお堂に向かうと天蓋照明に明かりが灯っていました。
いつもは消えていた気がするんですが???気のせい?
そういえば昨日の朝、氏神さまの神社を参拝した時、いつも真っ暗な社内に電気がついていて「なんで?」と思った事を思いだしました。
神社といっても氏子が守っている小さな神社なので、社も手前はプレハブだし社務所もないので普段は誰もいない神社です。
15日にお掃除かお供えなど何かしらして、電気を消し忘れたのかもと思いますが、同じような事が重なると私の空想ネタになり「何か意味があるのでは」と考えてしまいます。
でも考えても何もでてこなーいのでもう寝ます。
6回目、母の白衣を借りる気になる。
遍路道をどういうふうに歩いているかで、その人の人生の歩き方が想像出来ます。
一般的な歩き遍路さんは、1番札所から順打で周り宿に泊まります。
皆がそうではありませんが、野宿する人はお金や物に執着があまりなく、物質より精神に重きを置いている傾向にある気がします。
愛媛県の自宅からいきなり逆うちで歩き始めた若い女性がいましたが、チャレンジ精神旺盛で人生の岐路に立った時もあえて難しい方、困難な道を選ぶんだろうと思います。
先日宿坊で、基本野宿たまに宿に泊まりながら通し歩きをしている青年と出会いました。
携帯のナビを見て歩いて来たので焼山寺に向かう歩き遍路の醍醐味、遍路ころがしの山道は歩かず、延々車道を歩いて登ったそうです。
携帯に頼るところが今時の若者といった感じです。
昨日地図を買ったと言っていたのですが、翌日も山道を下って先へ進まず、車道を下り元来た道を戻っていました。
お寺の出口、公道の分岐点、車の入れない山道など至る所に道しるべや行く先を矢印で示した遍路シールが貼ってあるんですけどね?
話が前後しますが、車で前日歩き終わったところまで向かっている時に彼を追い越し、しばらく走って「あれ?反対?」と気づいたのですが今更「間違ってますよ」と伝えても麓まで下るしかないのでやり過ごしました。
その後山口さんと茨城さんと一緒になったので、彼が車道を下っていた事を話しました。
それから3日後の昨日、茨城さんから電話があり「大阪から来た彼が隣にいるから代わるよ」と言われ、宿の人に教えられた道を歩いたら車道だった事と、麓まで降りてから間違いに気づいた事を聞きました。
宿でお世話してくれた方は80歳を過ぎた方で、話が噛み合ず「大丈夫かな?」と思う事が何度かありました。
茨城さんもわざわざ電話をくれるとは、私が彼の事を心配していると思ったんでしょうかね、優しい人です。
遍路道とされているところを歩かなければいけない、それ以外の道は間違いだ、ということではないので、若い彼が携帯や人からの情報に頼らず、自分の目で周りを良く観察し、自分で考え選択し、自分の道を歩んで行こう!と思ったかどうかは分かりませんが、無事結願して何かしら持って帰ってもらいたいものです。
お四国周りから帰宅していますが、ブログを長らく休んでいたのでしばらくお遍路ネタ続けます。
各札所に売っている遍路地図。
車用と歩き用があります。
歩き遍路は1gでも荷物が軽い方がいいので、私は必要なページだけ破いて持参しています。
次の札所までの距離、休憩所、コンビニ、トイレ、宿などが詳しく記載されているのでこの地図本を参考にして、宿の予約をしたりどこまで歩くかの予定をたてています。
1番札所から10番札所まではキュッとコンパクトに固まっていて1.2kmから5.3kmで次の札所まで行けます。
次の11番札所までは少し距離が伸び9.3km。
そして遍路ころがしと呼ばれる最も険しい難所が続く12番札所焼山寺さんへと続きます。
この後、通し歩きのお遍路さん何割かが脱落します。
その後23番札所薬王寺さんまでは距離的に1日数ヶ寺参拝出来るのですが、今回は高知県最初の札所24番最御崎寺に到達するのに2日と半日かかりました。
目の前に人参がぶら下がっていない状態で歩く馬のような気持ちと言いますか、車道沿いが長いこともあってモチベーションの上がりにくい区間でした。
それでも車が追い越し様に「プッ」とクラクションを鳴らしてくれたり(状況から言ってお遍路さん頑張って!の「プッ」だと思います)自転車の人や地元の方からねぎらいの声をかけられると、ぱ〜〜〜〜とテンションが上がりました。
高知県では「ようお参りです」徳島県では「ご苦労様」(苦労はしてないんだけどな〜と思いましたが)と声をかけていただきました。
我香川県民、お遍路さんのテンションが一気に上がるねぎらい言葉は何かないかと考え中です。