MY SONG『陽はまた昇る』 | ciciありむらのおとぼけ日記

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特技はスナック芸&マジック、趣味はHP作成、ブログ、カラオケ、ギター、さむいダジャレetc…
因みにカラオケは「NHKのど自慢・堺大会」で優勝。 スナック芸では日本、韓国のテレビに出演。
ブログはスナックでの『お店ばなし』や普段の出来事を川柳を添えて書く。

時々店で「マスターの好きな曲は何?」とお客さんに聞かれる事がある。私がNHKのど自慢で優勝した平原綾香の“Jipiter”もあるが、この曲は今は亡き娘の瞳が好きだった曲で、私の好きな曲というよりも心の中で一生大切にしたい曲である。歌好きの私には好きな曲は沢山ある。どれか1曲を選べと言われると大いに迷ってしまうが、強いて選ぶなら谷村新司の“陽はまた昇る”だろうか。この曲はそれまでの私の生き様と重なるところがあり、唄うとじわっと胸がこみあげてくる。私は仕事人間で若いころからひたすら働いてきた。それが将来において幸せな家庭を築けると思っていたから。“陽はまた昇る”の一節『♪夢を削りながら年老いてゆくことに 気がついた時 はじめて気付く空の青さに』に私は胸を打たれる。夢を追い求めて無我夢中で働いてきたが、結果的には空回りの人生で夢を削っていた。そして愛する娘を失って初めて大切な事を忘れていたのに気づかされた。
『♪あの人に教えられた 無言の優しさに』…仕事中心ながらも自分では家庭の事も考えていたつもりだったが、瞳が亡くなって2週間ほど仕事を休んだ時、毎日遺影を見つめながら「これでええんやろか?」と自問自答を繰り返した。あの時は生きる望みを失くし、毎日毎晩、涙酒を飲んだ。いや、飲んだくれた。飲んでも飲んでも酔えずに苦しさが増すばかりで眠れぬ日が続いた。
『♪今さらながら 涙こぼれて 酔いつぶれた そんな夜』…この歌詞もまたオーバーラップする。あの日以来、私は仕事人間とおさらばして、ブログや瞳のホームページを書いたり趣味の幅を広げたりと、自分の時間を取り戻した。それが繋がってNHKのど自慢に優勝したり、趣味のスナック芸で11回もテレビに出演したりと、何事にも代えられない得難い経験をさせてもらい、年老いた今も燃えながら人生を送っている。
 『♪陽はまた昇る どんな人の心にも ああ生きてるとは 燃えながら暮らすこと』…夢の実現にはまだまだ程遠いが、天国で独り待つ瞳に喜んでもらえるようにいつも意識している。『♪春まだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す』
★カラオケ『陽はまた昇る』歌唱:有村正