先月、取材で立ち寄ったイタリアン「Ristorante MON」。
ここって都内? と思わず言いそうな避暑地にある別荘宅のよう。
だいたい写真マジックで、行ってみると、あらまがっくしという
場所が多いのだけど、ここは、写真より実際行ってみないと分からない
部分が多いの。
まず、綺麗に撮れない鬱蒼とした森。緑があふれすぎて引きが撮れない。
ニューオータニの庭園のようにはうまく映せないかも。
武蔵野の面影が残る、古きよき東京市という感じで、ジブリ映画に出てきそう。
小さな小川のせせらぎを聞くだけで癒される。門から歩いてくるだけでα波が
出まくり。
そんな約700坪の森のような敷地内に佇む洋館。
ここは、オーナーの生家だったらしく、白壁に暖炉。
花の好きなおばあちゃんがひっそりと住んでいたらしい。
そこを、改装し、アンティークの家具を入れてレストランに。
シェフは、イタリアでの3年ほど修行し、
ヴェネトの2ツ星リストランテ『ドラーダ』で本格的な燻製料理などを学んだ
そうだ。
特に、初めて食べた子羊の燻製は美味しかった。
生ハムのようにまったりこってりとしてて、後から、羊特有の香りが拡がる。
自家製手打ちパスタ、タリオリーニも美味しかった。たいてい自家製って、
やわらかすぎて好きじゃないんだけど、割とシコシコしてて素朴な味わい。
サービスもとても家庭的で、ペンションのよう。
そういえば、
昔、西洋銀座のイタリアンでバイトしてたわ。もう22年も前。
厳しくて、メニュー名をイタリア語で覚えるのも大変だったし、
エスプレッソやカプチーノの泡をつくるのも難しかった。
ケーキは、その日にすべて捨てていて、
50cmぐらいのバットに残ったティラミスを捨てる時、
見えないように素手ですくって食べてた(笑)。
四国のド田舎から、上京したばっかりだったので、ホテルのバイトはすべて
がキラキラしてた。
特に、バブルというのもあったけど、派手な人ばっかで、毎日一万円以上の
食事をする人もいたっけ。
あと、元長野県知事や、ブーニン、マイケル・ダグラスなどハリウッド
セレブが来てた。
そして、あのマドンナご一行さまも!
今考えたら、すごいけど、当時はそれどころじゃなかった。
裏でコーヒー作るの忙しくて(笑)。
*Ristorante MON
東村山市富士見町1-1-7
042-398-3655
















