HSPの方は
【ささいな事を気にしやすい、傷つきやすいという】特徴があるため、
失敗や間違いへの怖れ、人への怖れを抱いている人は多いと思います。
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私もかつてはそうでした。いえ、まだ乗り越えている最中で、現在は半分以上は乗り越えられたような気がしています。
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私の話ですみませんが、
私は5人兄弟の真ん中(3番目)で、
実家にいる時に
上の2人、下の2人に気を遣って生活していました。
仕事が忙しい父、家事育児に追われている母にも
気を遣い、顔色を伺っていました。
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気遣いと言えば聞こえは良いですが、
大部分が臆病なだけだったと思います。
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挑戦しなければ失敗もしないだろう、前に出なければ(世間的な露出)間違いも目立たないだろう、
自分さえ我慢すれば、人との摩擦も起きないだろう…
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そういう心の癖が、
社会へ出ても尾を引いていて、
長い間、失敗や間違いの怖れ、人への怖れが自分の心の大部分を支配していたと思います。
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正しい自己肯定感を培ってこられなかったせいか？かなり長い間、
失敗して自信が打ち砕かれるのが怖い、間違えて自己嫌悪や罪悪感に苛まれるのが怖い、
人に怒られることが怖い、不機嫌になられる事が怖かったのです。
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しかし、どんなにどんなに練習を重ねて慎重になっても100%失敗しない、間違えないなんてあり得ません。
どんなにどんなに他人に気を遣い、自分の気持ちを殺して相手に合わせて、良かれと思って行動しても相手が100%不愉快に思わない、不機嫌にならないなんてあり得ません。
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慎重に生きていても、間違いや失敗は起こり、
相手に誤解を与えて、不興を買う事はあると
身をもって知りました。
その度に胸が張り裂けそうになりました。
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「生きづらい」という言葉に出会った時に
まさに私の事だと思いました。
生きづらさを減らすにはどうしたら良いか？を考え出して、生きづらさに立ち向かう事に
ずいぶんと長い年月をかけました。それに膨大なエネルギーを注ぎました。
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その結果、今は生きづらさは確実に
半分以下になっていると感じます。
逆に今は勇気を出してどんどん自分の内面をさらけ出すようにしています。そういう勇気が持てるようになってきました。
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私が一番ラッキーだった事は、一緒に暮らす
夫と息子が精神的に健康で、感情の波がほとんど無い、一定な性格だったことです。
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例えば、夫が私に何か疑念を持ったとしても
夫は決して感情的に私に怒ったり問いただしたりした事は一度もなく、
冷静に質問するような気質です。
これは私が本当に夫に感謝したいことで、
その結果、夫や息子に対しては
機嫌を伺ったり、気を遣い過ぎたりしていないと気付きました。
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HSPの人は、
感情が安定していて、冷静な性格の人と相性が良いようです。(これは本などからの情報)
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結婚した時は自分がHSPだと気付いていなかったから、たまたま夫がそういう気質だったと、後から気付きました。
夫や息子が努力してそういう気質なのではなく、元々そういう性格だったということ。
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それがどんなに私の助けになっているか。
HSPの方は、人付き合いはとても大事な事だと思います。もちろん自分の心を守って鍛えることも必要だけれども。
また長くなったので、今回はここらへんで。
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(誰かの文章を真似したり盗作したりしてないよ・笑)