昨日は日中仕事、1時間勉強し(少ない)、夜も4BDを1スキットやろうと思っていましたが、なんとなく「最近まったく映画も見てないなあ」と思い立ち、映画鑑賞に急遽変更。
聞き取りの練習という名のもとに。
選んだのはこちら
‘ 살인의뢰(殺人依頼/The Deal)’
(2015年/監督 손용호(ソン・ヨンホ)/103分)
(あらすじ)
連続殺人犯ガンチョンに妹が殺された刑事テスと妻を亡くした男スンヒョンの憤りを描いた犯罪スリラー映画。
(主要出演者)
‘김상경(キム・サンギョン)’
殺人犯によって妹を亡くし苦しむ刑事‘태수(テス)’役。
‘김성균(キム・ソンギュン)’
連続殺人犯によって愛する妻(テスの妹)を亡くし、壊れてしまう男‘승현(スンヒョン)’役。
‘박성웅(パク・ソンウン)’
恐ろしい稀代の連続殺人犯‘강천(ガンチョン)’役。
当時、予告CMの
‘죽이고 싶은 사람 있습니까?’
「殺したい人、いますか?」
というキャッチコピーでかなーーーり気になっていました。
この予告でのパク・ソンウン氏の不気味〜な表情もインパクト大でした!!!
心のうちが読み取りにくい役柄、本当にハマる俳優さんですよね。
そしてとてもそこが魅力だったりします。
(スクリーン外でのトークなどはとても和み系で、あのペース、雰囲気、割と好きです。)
この映画でもとにかく不気味でした。
(画像2点およびあらすじ等、ソウルさま様よりお借りしました。http://www.seoulsama.com)
こんな犯人にターゲットにされたら、逃げられない気がします、、、。
しかも、ラクに死なせてくれないんだろうなあ。
主役のキム・サンギョン氏、最初は冴えない感じの登場であまりインパクトになかったのですが、妹を殺されてから(時が経ち髪を短く切ってから)は、締まった表情になったように思います。
そして、妻(とお腹の中の子)を殺されて人生が一変してしまう役のキム・ソンギュン氏!!
私は、‘ 범죄와의 전쟁 : 나쁜놈들 전성시대(悪いやつら)’(2012年)のインパクトが未だに強く、「普通の男」の役柄を久しぶりに観た気がします。
もちろんたくさん普通の男は演じてますけど、悪いやつらのあのインパクトがー。
これですね。
(画像、公式サイトよりお借りしました。)
これもハマり(すぎ)役でしたね!!
もはや伝説。
(以下、個人的感想であり、また映画内容に多少触れますので、情報を入れたくない方・ご自身の感想を大切にされたい方はどうぞスルーくださいませ。)
全体の個人的な感想は、、、
うーん。「スリラー」ではなかったですね。
むしろ、ヒューマン映画に近いように思いました。
韓国映画独特のあの、暗く湿った重たい空気 を感じたのは最初の方だけでした。
(あの空気感、嫌いではないのです。時々重すぎてメンタル的に無理な時もありますが。)
パク・ソンウン氏扮する犯人が、もっと執拗に残忍な事件を繰り返し、警察を翻弄させるのかと思っていましたが、案外あっさりと逮捕された印象です。
(まあ、タイトルの「殺人依頼」、全体のストーリーを考えると、そこに重きを置くものではなかったんだなとわかりますけど、、、。)
個人的には、パク・ソンウン氏の冷酷で謎めいた演技をもっと堪能したかったです。
全体のシナリオ、相関図としては、だいたい予想通りかな。
(似た設定のものを今までもいくつか見たような。)
なので、ハラハラしたり涙したりはありませんでしたが、純粋に「映画」「娯楽」として気楽に観れました。
とはいえ、
愛する者を奪われた人々は、どういう形の決着であれば報われるのか、、、
いや、むしろ決着することも、報われることはないのではないか、、、
など考えさせられました。
それはこれからも続くテーマなのかもしれないなと。
今回は英語字幕付きの動画で視聴しました。
聞き取りは当然ながら撃沈でした。
聞き取れなくても英語が目に入るので、英単語から韓国語を連想してしまったりで、英語でカンニングしてるような感じで、、、。
でもテキストばかりでなく、もっと映画を観る回数を増やそう!!
(ドラマは苦手ですが、映画はOK。)
次は何を観ようかな???
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