「かぶせてあげるから、目を瞑って?」
「う、うん」
蓮は蘭の言うことに従い、軽く目を瞑った。
「絶対に開けちゃダメだからね……?」
蘭は有無を言わさぬような、
ひやっとした冷え切った声で告げる。
今までの美しく澄んだ声と違い、なんだか恐ろしかった。
「うん……!」
蓮は目を強く瞑った。
すると、幽霊のような……必死で掠れた声が耳に届いた。
「今度こそ……! きっと……きっと……私のもの……!」
ぞっとする、おぞましい声だった。
蘭が出すとは思えない。
「何か言った……?」
蓮は目を瞑ったまま、恐る恐る問うた。
「え、ううん。何でもないよ」
蘭は普通の声色に戻っていた。
なんだかぎこちないような気もするが。
「そっか」
「うん」
誤魔化された気もしたが、蓮は納得したようで、これ以上問うことはしなかった。
「…………」
代わりに沈黙が流れる。
いつになっても、蘭はレンゲ草の冠をかぶせてくれない。
目を開けるなと言われていたが、蘭は何をしているのかが、どうしうもなく気になって……蓮は恐る恐る目を開けてしまった。
「ひっ!」
目を開けた途端視界に入ってきた、蘭の顔を見て蓮は小さく悲鳴をあげ、後ずさった。
何故なら……蘭の目玉がなかったからだ。
目玉がなかったのだ!!!!(黙☆
このグロ小説のテーマは目玉ですのよーん
目玉抉られたり、潰されたりする話って
結構多いんだよなあww
「すごい!」
こんなにも広い、レンゲ畑は見たことがない。
こんなにも美しく咲き誇る、レンゲ畑は見たことがない。
呼吸をすることさえ忘れて、早く家に帰らないといけないことも忘れて、蓮はレンゲ畑に見惚れていた。
すると、レンゲ畑の中から声が微かに聞こえたような。
「ねぇ……」
今度はハッキリと聞こえた。
背後からだ。
少女の声だった。
どこまでも透き通っており、凛としたよく響く声だ。
「あ、何?」
蓮が振り返ると、蓮と同じ漆黒の長い髪と目を持つ少女が立っていた。
顔立ちが蓮と似ていた。
特に目元がそっくりだ。
まるで、蓮に妹がいるようだった。
「レンゲの花で冠を作らない?」
少女は優しく、やわらかに微笑んだ。
まるで、天使のようだった。
美少女の微笑みに、蓮の頬が赤く染まる。
「いいよ。俺は国見 蓮。君の名前は?」
蓮は何故か得意げに自己紹介をする。
少女は長い髪を揺らし、
「私の名前は蘭」
再び綺麗に優しく微笑んだ。
蘭という名前は、蓮とよく似ている。
「蘭、ちゃんか……」
ポッと蓮は頬を赤く染める。
少女によくあう名だと思った。
「さ、行こうっ!」
蘭は雪のように透き通った白い手で、蓮の手首を優しく掴む。
ひんやりとしていて、ほてった体に心地よかった。
蘭はそのまま腕を引っ張り、レンゲ畑の中に連れ込んだ。
「これ、さっき作ったの」
レンゲ草で作った冠を手に取る。
蘭ちゃんは一体、どんな子なのでしょーかw
ってか文章が下手すぐるwwww