古代から交通の要衝であった瀬田の唐橋。
そこから東へ約500メートルの所にある
近江の国の一之宮建部大社(たけべたいしゃ)

京都に来るなら…

ご祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト) です。

ご神紋は、三本の杉

京都に来るなら…

一夜にして大きくなったことからご神木として
祀られているそうです。

古い古い神社ですが、
意外にも、宝物が残っていない…。何故か?

それは、ここがまさに要衝の地であり、
瀬田の唐橋が壬申の乱、本能寺の変など、
様々な時代の中で、何度も何度も戦乱の地となり、
お社自体も何度も焼けてしまったからだと、
ご神職の方から説明を受けて納得しました。

1つ前のブログでご紹介した「女神坐像」
この他、宝物館には、
毎年、8月17日午後に琵琶湖から唯一流れ出る
瀬田川を舞台に繰り広げられる
「船渡御」の御神輿(ふなとぎょ)も展示されています。

京都に来るなら…



京都に来るなら…

京都に来るなら…

なんと神々しい!!
こんなに間近で拝見できるなんて、感激!!

御神輿は、船団を伴って、
唐橋から瀬田川を下り、大津市黒津辺りまで行って、
また戻って来ます。
これは、ヤマトタケルノミコトの東征神話の中に、
相模灘を船で渡った話があり、それに因むそうです。
夜には瀬田川に花火が打ち上げられ、
これまた、花火がかなり間近で見られるので、
音がお腹に響いて心地よいですよ!!

8月17日の「船渡御」もぜひお出かけくださいね。

さて、ご本殿のお話を少し。
ご本殿も、やはり、度重なる戦禍のため、
何度も焼けたそうですが、
ここに、パワースポットがあるそうで…
それは、ご本殿の真裏にある「菊花石」です!

京都に来るなら…

自然に、菊の花のような模様が出た
珍しい石。
どうぞパワーをいただいて帰ってください。

パワーをいただくといえば、
この建部大社で最大のパワーをいただいた
歴史上の人物といえば、
源頼朝ではないでしょうか?

14歳だった頼朝は、伊豆へ流される時、ここに立ち寄り、
源氏再興を祈願し、後に達成されるからです!!!

京都に来るなら…

ということで、お守りにも「勝守」や
「開運必勝守」などもあるので、ぜひどうぞ!!

京都に来るなら…
(滋賀県民は、この交通安全ステッカーを
クルマに貼る人が多い!w)

また、「願石(ねがいいし)」というものもあります。
ご祈祷料は千円。
社務所にお願いしてきてください。

京都に来るなら…

京都に来るなら…

一緒にある、小さな石は、お食い初め用
こちらは無料でいただけます。
赤ちゃんが無事、育ちますように!


今年は古事記編纂1300年という節目の年で、
各地で様々な展覧会などが開かれています。

こちらのご祭神・ヤマトタケルノミコト について、
建部大社のHP で分かりやすく解説しているので、
オススメです。


また、建部大社さんでは、
早朝6時半からOKという
「クールサマー祈祷」 を夏の間されているそうです!
節電…節電…う~ん、ご時世ですね~。
時代とともに歩む建部大社さん。

京都に来るなら…

境内に涌いているご神水はとっても美味!
ペットボトルで汲みに来る人も多いそうです。


ぜひ、みなさんもお運び下さい!!