昨夜は 「癒されないとvol.6」の時に 
サポートしてくれた 
ヴァイオリン セクシーダイナマイトな 
小寺里枝ちゃんからのご縁で

音楽劇「なみだひかるほし」 

を 観劇してきました。

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北海道・小樽が舞台の作品なのですが、
なんと原作・脚本・作曲共に手掛けられたのは 
藝大の声楽科出身の 辻博之さん 

脚本家でもなく 作曲家でもない方の
作品ということで とっても未知数。。。 
ワクワクどきどきで伺ったのですが、 


めちゃくちゃ良かったです!!!! 


私不覚にも号泣してしまったーーーー 
隣にバレないように 
めちゃコソコソしましたが、 


小樽を舞台に
戦後、ヒキアゲシャと呼ばれた
樺太(サハリン)から 
命からがら帰ってきた人達とその家族の物語 

語り継がれる歴史たちに 
語られないものもある。 



辻さんご自身が小樽出身ということで、 
もしかするとご自身のご家族から 
聞いていた話を音楽を通して後世に
残したいという思いで書かれたのかも 
しれませんが、 

脚本も起承転結しっかりわかりやすく、 
ハートフルなシーンとシリアスなシーンの 
バランスも素晴らしく、 
それでいて 歴史をあまり知らない人にも 
わかりやすく簡潔な歴史の描写がある。 


音楽もしっかり厚みのあるオーケストラの 
生演奏でストーリーが進み、 
感情を助長する音楽として 素晴らしい役割を 
果たしていたと思うのです。 



音楽劇といえば 
オペラ、オペレッタ、ミュージカルを 
思い浮かべると思いますが、 
なかなか後世に残るような新作は
生まれてこないのが実情 

ポップミュージックでもそうですが、 
やはり断然カバー曲(昔の名曲!)のほうが 
人気の現代 

舞台の作品もやはりクラシックと言われる 
大作ばかりフィーチャーされがちの今 

久しぶりにいい作品に出会うことができて 
感激でした。




音楽劇「なみだひかるほし」 

本日が最終日だそうです。 
18時半開演  
会場は 座・高円寺2 



お時間おありの方は ぜひお問い合わせ 
してみて下さいね




先々 素晴らしい脚本家であり、作曲家であり、 
指揮者でもある 辻さんとのコラボレーション
あるかも!? 楽しみです