今仕事帰りです。

…といっても
今日は残念ながら『歌』ではなく…

数年前より月数回のペースで社会人向けの講演会、セミナー運営のお仕事をしています。副業ってやつです。


今日は
かの有名な太もも!?長野五輪金メダリストの
清水宏保さんをお迎えし講演が行われました。


『前例をくつがえす!』

夢のある言葉ですね。

これが清水さんのこれまで歩まれてきた人生のテーマなのではないかと感じました。


33年の選手生活。
世界新記録もスポーツ選手であれば誰もが目標とするであろうオリンピック金メダルも手にいれ、誰もが知っている日本のヒーロー。


でも実はご本人、重度の喘息を持ち、厳しい師匠でもあるお父様は清水さんが小学二年生の頃余命半年の宣告。喘息でスポーツを行う事はドクターストップ、180センチ以上の身長を平均とする世界の選手陣に対して清水さんは162センチ。決して才能に恵まれているとは言えない中、なぜ清水さんがトップにのぼりつめる事ができたのか。


仕事柄沢山の著名人、経営者の方々のお話を伺ってきましたが、今日のお話は清水さんのお人柄がよく伝わり、わかりやすい言葉、そして心が熱くなりました。


歌う事、演じる事というジャンルはスポーツの世界と似ている部分もあります。

『華やかな世界』に見えて、そのほとんどは一人での戦い。トレーニング時間が圧倒的。どれだけ自分に厳しくなれるか。結局は自分次第。

違うのは、スポーツの場合明確な数字での結果が出る事…くらいなのかなぁ?

でも大きな共通点は
『自らの体1つで夢を与えられる事』


だから、清水さんのお話を聞いて、また明日からのパワー、熱さをいただき元気になれたのかも。



困難を打ち破る。『前例』をくつがえす。

清水さんのストイックさは半端ないです。

スポーツ選手にはコーチ、トレーナーがつき、決められたトレーニングメニューや食事を行う。
与えられたものをこなすスタイルですが、やはりトップに立つ人は皆オリジナリティを持っているのですね。

しかも実験が大事。

コーチ等に依存するのではなく、自ら何が合うのか…実践こそが実験。

365日一日24時間、自分の目指す夢、目標、仕事などの事を考え続ける事は厳しくても、日々何をするにつけても、これは自分の目指すものにどう繋げる事ができるか…普通に生活する事の中のちょっとした何かが未来への一歩になるのですね。

ちなみに清水さんは信号が赤から青になる時、スケート競技のスタート合図を意識し、『反応』の訓練をしていたようです。



『つき』というのは、偶然起こるのではなく、それなりの準備をしている時にこそ生まれる。


リアルなイメージトレーニング


我以外皆我が師


沢山の熱い言葉の数々、ご紹介しきれません。


でもやはり何事も
精神力、意志の強さなんですね。



ここのところ何かと身の回りで気分の沈む事が多く、考えれば考える程動けなくなっていく自分がいました。

だけど『無』でもいいから、『こなすだけ』でもいいから、動く。

それが私の習慣。

『無』なんて事は今までなかったけど…

でもそれも間違ってなかったんだなぁーなんて。 やっぱり止まらなければ道は開ける…
どんな状況でもだめだーって事はないんだなぁ。というかだめだーと判断してしまう自分こそがだめにしてしまうだけなんだ。


前例をくつがえす!!


清水さんは今また新たなくつがえしに挑戦していらっしゃいます。

1つ達成すればまた新たな目標が生まれるもの。それを死ぬ続ける。それが人として輝き続ける道なのですね。