ちょっといろいろギュギュっと見たので

感想まとめです(映像・配信含む)


1️⃣21世紀少年(WOWOW視聴)

 

3部作の映画

第1部は昔映画館で多分見てたけど、続2作は今回初見。2話はだらだら流し見したけど、最終話は結構真剣に見た。

 

というかキャスト的に、黒幕は香川照之か佐々木蔵之介だよね、という。

映画のそういうところw

まあテセウス?みたいに、は?ってなるより全然いいけども。

1幕最後に黒幕がケンジにだけ仮面をとって見せるけど

後ろ姿のシルエットでまあ分かっちゃうよねw

 

ただ最後の最後に、なぜこんなことになったのかと過去にさかのぼるところはちょっと考えさせられた。

そもそもなんで最初から仮面をかぶっていたのかというところは掘り下げてなかったけど、万引きを疑われて不登校になりその後死んだことにされてしまう。

実際の万引きはケンジがやったので、カツマタくんは大いなる復讐をしたという感じかな。

中学生になったカツマタくんは神木くんがやっていて、腕の細さがすごく不健康そうさを見せていた。

そこが一番の感動ポイントだったかも。

 

 

2️⃣『イザボー』(観劇)


 

イザボー行きました。

正直席はそこまでよくなくて内容的にもあまり期待してなかった

(すいません、でもこれをわざわざ書くってことは?)


キャスト全員歌も芝居もうまいし本当に圧巻。

暗転が多いのに引き込まれてあっという間の3時間だった(お尻痛かった)


それにしてもフランスという国は他国から来た人にすべてを押し付けるというイメージがあるんだけど

今回もそう思った。

イザボーがしたことやしなかったことは史実の通りだけど、その都度最善の方法を取ったということなのかなと観劇後になんか思った。それが後世に残ってるとしたら余程混沌とした時代を生きていかなければならなかったのだろう。


決して明るくない題材だけど、なんだか達成感というかやり切った感が残った。

それにしてもキャスト全員歌がうまく、重厚感のある声の人が多くて見ごたえのある3時間でした。

 

今回特に気になったのは狂気王役の上原理生さんとヨランド・ダラゴン役の那須凛さん

甲斐さんはどうしても韓流スターに見えてしまうんだよね。。。(だからなんだというわけではない)

 

 

3️⃣「ベートヴェン」(配信)


チケット争奪戦に敗れましたので、配信があると知ったときは本当にうれしかった。

イザボーもですが日本オリジナルのようです。

ベートヴェンは井上芳雄さん、トニ役には花總まりさん。

この二人の舞台はコロナ前に『エリザベート』で見たけど、やはり重厚感のある二人なので安心して見れるのと

オリジナルで初見なのに曲を知ってる(ベートヴェンの曲)なのですんなり入っていけました。

そういう意味で、趣味にしてなくてもなんだかんだクラシックは馴染みがあるので、生活の中にかなり強く根付いているのだなーと今更ながらに思った。


花總さんの舞台はもうなんだかんだ20年ぐらい見ているけど、感情を爆発させるところが(今回は妻は奴隷じゃないの部分)本当に好きです。

本当に子供のように中は泣きじゃくり、実年齢を感じさせない。好きというか毎回目が覚める思いがする。

あと走る時のドダドダ感は今回も健在でした笑


2人とも映像に行かず舞台の最前線にいるというのがやはりすごいと思う(テレビがどうこう言ってないよ)


夫役の坂元さんの声が今回ちょっと嫌だったけど、あとから嫌な男の感じを出してたのかも?と思った。

弟役の小野田さんもいい声していた。


あとキャストさんのメイク?がなんというかつやっぽいというか、ちょっとぽっちゃり目に感じた。

まつ毛ボーンメイクバッチリ!みたいな感じではなく、非常にナチュラルな感じがしました。


そして大千秋楽の配信なので、最後抱き合って讃えあってました。

よしおちゃんの挨拶は結構面白かった。

是非再演お願いします。楽しみにお待ちしております。



4️⃣雪組公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』  (観劇)




これはちょっと悩んだけど思うところあるので書きます。

去年後半からいろいろありしばらく宝塚は休もうかなと思っていたところ、下級生時代から見てたそらくんの退団発表があったので今回だけと申し込んでみたら超良席でした。超良席です。

どのくらいかというとSS席の後ろの後ろです。

しかもドセンと言われるところの1つお隣。

なのでなんとなくオペラは持たないでいきました。

せっかくなのでちゃんと舞台を見ようと。


劇場でチケット出ししてたらコロナ禍で辞められた元宙組OGさんが前にいました。背が高かった。


両隣がおばさまグループでわちゃわちゃしてて

さすが超良席はおばさまが。。。とか思いつつ。


劇はアーサーコナンドイルの人生をさらりと仕上げたものでした。

まあ今の宝塚ではちょうどいい感じの芝居かも。


幕間には予約してたバジルチキンパイを食べた。

これホント好きなんです。

予約しないと食べられないので予約必須。



ショーはクリスマスとお正月と盛りだくさん。

クリスマスもお正月も終わってるし時期がー!という声もあったけど、わたしは特に違和感なく見れました。まだまだ寒いしね

流石に真夏なら え?と思ったかもしれない。

あと毎年クリスマスにはこの雪組公演もスカステで放映されるんだろうなーとか思ったりもした。


そらくんの見せ場があってうるうるきてたんだけど、あのダンスやられた。

というか、色々あったからこそ一丸となってるのが伝わってきてなんとも言えない感ありました。

周りからは花組も月組も雪組も星組も宙組も何変わらない宝塚というひとくくりの中で、浅はかな会見でイメージは最悪、その中でやっていかなければならない演者たち。

今こんな状況で舞台に立っていること。

報道の全てが真実かどうかもわからず、だからって否定すればなかったことになるわけじゃないけど、ただ今できることをやるしかない中で最大限なんだなーとか思ってしまった。

この先舞台を見続けるべきなのかどうか正直分からないけど、今回は本当に観れて良かったです。



終演後、マスクしてたのであまり気にしてなかったらお隣の方に『感動しちゃったね』とか言われw

いや、でも泣いてはなかったんだけどw

打ち解けて最後高級なワッフルサンドまでいただいた。


そんな幸せな気分で帰りの電車に乗ったらですよ

隣のおっさんの謎の肘攻撃w

ちょっとむかついたからやり返そうかなと思ったけど

とりあえずそのまま乗っときました。

出社してた時はこんなのに毎日遭遇してたんだよなー。


特にこの1週間楽しい忙しさがありました。

その他、コロナ禍からやってきたことを1つ手放したりしました。ずっと楽しいと思ってたけどだんだん苦痛になってきてしまって。素直な気持ちで応援するの難しくなってきてしまった。
まあ、もう惰性でやる時代でもないかな、と。