定期テストも無事に(?)終了しまして

雨上がりのニャルソック

 

「お嬢、後ろも揃えてあげましょう」

相変わらず仲良しです

 

「あれ、なんや。兄ちゃん、あのミドリの」

 

「メジロですね」

美琴、グイグイ行きます



「兄ちゃん、それ、美味しいのんか?」

ひらめき みこちゃーん!ちゅ~るあるよ~♪

 

「はっ!不確実なメジロか、

 それとも、目の前のちゅ~るか」

目の前の誘惑には勝てない美琴さん

 

「メジロさん、今のうちに逃げてください」

ちゅ~るよりもメジロが気になる福ちゃん

 

「ママ、嵌めたな」

知らんぷり 何のことかな~

 

雨上がりは鳥たちが忙しそうです。

時鳥 二声嵐 三声雨
正岡子規

「ほととぎす ふたこえ嵐 みこえ雨」これで読み方があってるのでしょうか。

 

「子規」はホトトギスの漢字表記。「結核を病み喀血した自分自身を、鳴いて血を吐くといわれるホトトギスに喩えた」ペンネームだそうです。ホトトギスの口の中が赤いのと、あの甲高い鳴き声。加えて「不如帰去」という古代中国の伝説。

 

一方で「時鳥」はホトトギスの鳴き声が聞こえてきたら田植えを始めるという合図だったので時を告げる鳥という意味が込められています。「鳴くまで待とう時鳥」の川柳は超有名ですが、ここでもやはり時を告げる鳥です。

 

少し時代を遡り、百人一首から藤原実定です。平安和歌にも登場するホトトギス。当時は「黄泉の国へと導く鳥」とされていたそうです。

ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる

 

ただ有明の月ぞ残れる、何とも感慨深いです。実定の人生が気になってきました…

ここまで日本人に愛される鳥、ホトトギス。奥が深いです。

 

☆今日の筋トレ☆

太極拳 15分