Stop and Smell the Roses | 尻尾の先まで 猫に恋

尻尾の先まで 猫に恋

優しいシャムトラ♂、自己主張が激しめの三毛猫♀、卓球少年の中学生男子との日々です。猫のこと、子育て後半戦、映画と本、筋トレ、断捨離などについて書いていきます。
ねじめ正一さんの俳句「ビリビリっと 尻尾の先まで 猫の恋」
こういう世界観が好きです。



あなたお願いよ

 

席を立たないで

 

息がかかるほど

 

そばにいてほしい

 

あなたが

 

好きなんです

 

「あ、行ってまうんかいな」

最近は振られ気味の美琴さん…

福ちゃんが外ばっかり気になるのでね

 

「美琴、負けへんで」

ひらめき がんばれ!みこちゃん飛び出すハート

YouTubeが貼れたので昭和歌謡を(笑)

これも、アレです。阿久悠でした。

 

さて、風薫る五月です。

タイトルのStop and smell the rosesというのは、英語の表現で「ちょっと立ち止まって、人生を楽しもうよ」という表現です。

 

ホンマ、最近は週末もゆっくりできひん悲しい

こんな時こそ意識的にペースダウン。忙しいときほど目の前のものに目を向けることが大切やなぁ、と。


『心の飛沫』

宮本百合子

 

 ああ 草原に出で
 ゆっくりと楡(にれ)の木蔭
 我が初夏の胡坐を組もう。

 空は水色の襦子(サテン)を張ったよう
 白雲が 湧いては消え 湧いては消え
 飽きない自然の模様を描く。

 遠くに泉でもあるか
 清らかな風のふくこと!
 私は、蟻の這い廻る老いた幹に頭をよせ
 牧人のように
 外気に眼を瞑って 光を吸う。

 耀(ひかり)や熱に 魂がとけ
 軽々と情景に翔ぶ この思い。

 

今日図書館で立ち読みして、思わずググったんですが、めっちゃ気持ちのいい詩!

「光を吸う」スーッと充電されていくよう…

胡坐を組もう!

 

青空文庫になっていたので

皆様にも初夏をお届けいたしましたハチクローバー