月見ればちぢにものこそ悲しけれ わが身ひとつの秋にはあらねど | 尻尾の先まで 猫に恋

尻尾の先まで 猫に恋

優しいシャムトラ♂、自己主張が激しめの三毛猫♀、卓球少年の中学生男子との日々です。猫のこと、子育て後半戦、映画と本、筋トレ、断捨離などについて書いていきます。
ねじめ正一さんの俳句「ビリビリっと 尻尾の先まで 猫の恋」
こういう世界観が好きです。

この時期に思い出すのは初めて飼った黒猫。

9月25日が命日なので、この時期になると思い出してしまいます。

 

やんちゃで、ずる賢い、脱出癖はあるし、強暴だし。私の事を下に見てたし(笑)「コイツ、また勝手なことしやがって。俺が守ってやらなきゃ」って。当時の私は猫の事を何も知らなくて、なのに私の事を誰よりも分かってくれてた気がする。若い私に寄り添って、悩みをぜーんぶ受け止めてくれた。

 

結婚して引っ越し、狭いけどペット可のアパート探して。子どもが生まれて、あまり相手をしてあげられなくなった。だんだん年を取ってるのは分かってた。腎臓疾患もあった。白内障も。あんなに強かったのに、だんだん甘えたになってた。彼が旅立ったのは14歳、息子が3歳の時。泣いても泣いても涙が枯れない。悲しくて、寂しくて、信じられなくて。

 

10年経っても泣いてしまいます。当時は変化も多くて「自分の中で一つの時代が終わったな」という空虚感に似た気持ちが続きました。でも、私のために天から遣わされたネコなのだと、もう苦しまずに自由に駆け回ってるんだなぁ、星になって私たちのこと見守ってくれてるかな。

 

私はもう大丈夫。遠くにいるけど、感じるから。今も私の胸にいて、辛いことがあったら「大丈夫、しっかりしろ」って叱ってくれる。お彼岸だからか、こっち側に近づいてるのかな。今日は菊を供えて、手を合わせました。今でもずっとずーっと大好きだよ。

 

「愛し君へ」

森山直太朗

 

いっそ 抱きしめて
抱きしめて 離さないよ
このまま 傍にいて欲しい
何も問わずに

 

いっそ 最後まで 最後まで

信じられる力を 僕にください

例えばそれが 偽りでも

 

朝の光に 君が消えてしまいそうで

僕はまた眠った振りをした

眩し過ぎる思い出たち

こっちを向いて 笑っているよ

あの日溜まりの中で

 

ねぇ 愛し君よ 愛し君よ

何処にいるの

今すぐ逢いに来て欲しい

例えばそれが幻でも

いいから

 

湿っぽくなったママを満面の笑みにしてくれるのがこの子です。

朝からガサゴソとオモチャを物色する美琴。

 
 

週末なのでいっぱい遊びましたニコ

 

福ちゃんはというと、息子の友達が遊びに来て一緒に部屋に籠ってはりました。普段は誰か来ると避難してるのに、その子は猫ホイホイ体質らしく、息子が「友達の隣で寝てた」って。あら珍しい。

 

★今日の筋トレ★

朝の散歩

川沿い~神社 8973歩

 

★今日の断捨離★

取説、契約書などの紙類

20センチ以上だったのが、スリムになりました!