✅幹事は損する?日本とオーストリアの違い
先週、
タンタンの小学校時のクラスメイトが
集まる機会がありました。
お庭つきのレストランで。
1年前に比べて
ぐっと大きくなっていて、、、
でも、お庭遊びを始めたら、
追いかけっこしたり、ボールを投げあったり、
相変わらずで微笑ましい^ ^
ウチの子を含めて、
まだまだかわいい子どもたちだなぁと(笑)
今日のような こういう集まりはラフなので、
それぞれ周りを気にせず、
都合に合わせて、好きな時間に帰ります。
会計のシステムは、オーストリアでは、
テーブルに来たウェイターさんに
誰かが一括で払うか、
それぞれ食べたもの飲んだものを自己申告し支払うかのどちらか。
とはいえ、結婚式などの特別なイベントや、
だれかが何かの名目で一斉精算しない限り、
各々支払うのが一般的。
そしてそういうシステムだと、
たまに起こるんです。
「誰かが何かを支払い忘れて帰っている」
ということが。
ウェイターさんは、
最近は端末で注文を管理しているので、
ちゃんとチェックして、
「ビール2杯分、支払いが済んでいませんよ」
と言うわけです。
誰も、誰が払っていないのかわからない。
誰が払うのか。
「じゃあそれ、わたしが持ちます」
と即答したのは、
今回、この集まりを仕切ってくれた
お母さんでした。
まわりはだれ1人として、
「そんな、あなたが支払う必要ないわ!」
とか
「みんなで割りましょう!」
というわけでもなく、
その様子を普通に見守っていました。
「ごめんなさい」も「ありがとう」という言葉も
交わされることなく。
帰ってから旦那さんに、
「ねえ、幹事やった人が
支払い忘れた人の分支払うってどうなの?
そんなことある?」
と聞いたら、
「でも、誰かが払わなきゃいけないんだったら
幹事が払うこともあるかもね」
という返事。
「ビール2杯分じゃ、
仮に自分が払わなくちゃならなくなったとしても、
たいしたことないよ」
とも。
その時に思い出したのが、
同じく、ぽぽちゃんの小学校卒業時に、
担任の先生へのプレゼントを企画してくれた
クラスメイトのお母さんのことでした。
先生へのプレゼントは、
ウィーン1泊2日のホテル宿泊券2名分と、
演劇チケット2名分、プラス花束。
その時に回ってきたメールには、
集金は強制でなく、寄付を募ること、
金額はいくらでも構わない、
ということでした。
こんなシステムで集金が成り立つのか。
私には不思議でなりませんでした。
そのお母さんに会って、
実際、いくら寄付すれば良いのか、
どうやって成り立っているのか聞いたら、
「5〜10ユーロくらい払ってもらえれば十分よ。
足りなかったら私も補うし、なんとかなるわよ〜」
と言っていて、
どうやってなんとかなったのか、
そのカラクリが分からずじまいだったのですが、
このような場合、
余分に支払わなければならない人は
「損をしている」
という概念がないことに
気がつきました。
損だと思ったら、
だれも仕切りたがらなくなってしまいますもんね。
オーストリア人の鷹揚さ、寛容さを感じる、
印象的な今日のできごとでした。
オーストリアに住んで長いものの、
未だに新しく発見したり実感することも
多々あり、
良い悪いという観点ではなく、
オーストリアと日本の違いを感じるのは
とても興味深いです。
このブログの
「オーストリア人再考」のカテゴリーは
なかなか増えませんが

大好きなテーマではあるので、
細々とまた書き溜めていけたら良いな。
それでは良い週末を!
