ダーリンが変わった!? | ciamemo〜オーストリア・リンツより〜

ダーリンが変わった!?

私が今まで知り合った、日本人の彼女、または奥さんを持つオーストリア人には、独断と偏見からいって、おおまかに2つタイプがあると思う。

一つは、もともと日本や日本の文化、日本語などに興味があり、そういう志向性から日本人の女性とおつきあいするに至ったタイプ。

もう一つは、たまたまつきあった人が日本人の女性だったというタイプ。

前者は、日本のマンガおたくから、日本以外のアジアまで幅広く興味を持つ人、とにかく日本の女性が好きな人などさまざまな人がいて、私が今まで出会ったこのタイプは、前世が日本人ではないかと思うような穏やかな雰囲気やたたずまいを持っている人が多く、話をしても面白いという人がほとんどで、個人的には好きである。

で、後者は私の旦那様みたいな人(笑)

やはりオーストリアから見れば、いくらインターネットで情報が得られる時代になたっと言えとも日本は遠い。まず日本のことを全然知らないし、そこから来るパートナーの思考も理解に苦しむことがあるかもしれない。

うちの旦那様も、お箸が使えること以外は日本のことについてはあまり知らず、これは私の偏見かもしれないが、やはりアジアということで日本を、少しだけれども下に見ている、という傾向があったことは否めない。

そこから分かれるのが、日本人のパートナーを通して、日本やその文化に興味が沸くかどうか。

うちの彼の場合は、最初の数年間は、興味の対象は私止まりで、私は残念だな~と思う一方で、「日本人だから」でなく、旦那様が私のことを一人の人間として興味を抱いてくれるのが嬉しかったりもした。

でもこういうタイプというのは、例えば私が日本人の友人を家に連れて来ても、あまり興味を示さずにマイペース。場合によっては、私たちが喧嘩している最中にそういう訪問があったとしても一切「場を取り繕う」ことをしないため、私の友人の中には旦那様のことを「コワイ」と思っている人も少なからずいたし、私も日本人として、「あなたの彼っていいわね」って褒められこそ期待しないものの、「なんか不機嫌そうな人」と思われたくない気持ちはあったので、いつもそこでの葛藤はあった。

それがだんだん変わってきたのは、彼と一緒に日本に行くようになってから。

「日本の人っていつもニコニコサービスするんだねぇ」とか、「迅速な対応だね」などと、日本のいいイメージを旦那様は持ったようで(というかそのように洗脳し(笑))、日本の美味しい料理でもてなしたらイチコロ、なんて書くとバカにしているみたいだけれど、いや、実際の話、私の家族や周りの人と接して、日本に対する理解も一層深まったみたいだ。

それから、私の友人や知り合いを家に連れて来ても、ちゃんと礼儀正しく対応してくれて、頑張ってニコニコしてくれるようになった(笑)

そんな先日、うちで日本人が数名来て下さって一緒に晩ごはんを食べた。

旦那様はみんな初めて会う人。彼は仕事があって夜遅くに帰って来たので私たちはとっくに盛り上がっており、私は彼が疲れているだろうと思って

「いいよ、自分の部屋でテレビ見るなりしてくつろいでも」

と言ったら、

「いいよ、いいよ、一緒にごはん食べる」

と言うではないか。

「あっそう」とほおっておいたら、なんだか周りの人と結構喋ってる。

そのうち、夜も更けて、誰かが「じゃ、そろそろ・・・」と言い出したら、みんなも「そうだね」って帰る準備。旦那様と玄関まで「今日はありがとう!」と見送ってドアを閉めた後に、彼がひとこと。

「ああいう場合は、帰りたい人とまだそうでない人がいるから、そういうのを察して引き止めないとだめだよ」

・・・・えっ!?そこまで見てたの?

実は私もちょっと思ったのだけれど、どちらかと言うと「みんな帰りたいのに言い出せないのかもしれない」と気を使ったので、サッサと見送ってしまったのだ。

旦那様「残念だな~。今日はと~~~っても楽しかったのに!!」





・・・・ええええええぇぇ!?!?!?!?

だって日本人だけだったよ!?

「それに君の周りの人とはあまり喋れなかったから(私たち、離れて座っていたんです)、次回はもっと喋りたいなぁ」

・・・なんか私、びっくりしちゃいました(@@)

でも旦那様も一緒に参加してくれて嬉しかったな~。私が旦那様の友達と会っても、今度は地蔵にならないで(笑)頑張ってコミュニケーション取らなければ!と思ったのでした。