Wimmelbuch
突然ですが、みなさん、Wimmelbuchってご存知ですか?
これ、「ミリオぉネンショー」という、日本だとみのもんたが司会をやっていた「ミリオネア」という番組のオーストリア版でクイズに出されていたのですが、問題になるだけあって、オーストリア人でも即答できる人が少ない!
答えというか、一言では説明できないのですが、「人がうじゃうじゃいる(載っている)本」。主に子供向けの本なのだとか。
旦那さまがすぐネットで調べたら、Amazonでひっかかったのがコレ。

評価も悪くないので取り寄せてみたら、我が家では大ヒット!
見開き2ページのシーンが7シーン。何名かの同じ登場人物がくり返し出て来て、物語を作っていきます。文章は一切なし。背景も繋げると一つの長い続き絵のようにになる仕組み。実際には、住宅街から都市近郊、駅、ショッピング街などを繋げているので、無理矢理感があるのは否めませんが(^^;
登場人物だけでなく、猫ちゃんから鳥から、背景の車やお部屋の絵にいたるまで、小さいものが一つ一つ「あ、これ!」と意外なものに結びつくのも面白い。さらに、四季を揃えると(写真の本は夏です)、それはそれでまた四季を通した物語が生まれるんです。正直言ってハマったのは子供でなく、私かも(^^;。文章がないのも利点で、子供と一緒に見るときも、自分が勝手に一人の主人公を対象にして物語を作っても良いし、子供に何かを探させても良いし、使い方もさまざま。
最初にこの「夏」バージョンを見たとき、ヨーロッパの典型的なカラッとした、爽やかで明るい夏をよく表しているな~というのが印象でした。文章もないことだし、日本へのお土産にもいいかも!と購入したのがきっかけで、今では友人達(の子供)の誕生日プレゼントで、この本をプレゼントすることも多くなりました。実際に、絵本をぼーっと見る1歳代からかなり上の年齢まで対応できるので、プレゼントしやすいということもあります。
唯一の難点は、素人の私から見ても遠近感がちょっと「?」なこと(笑)。あと絵柄は好みがあるので、もし興味のある方は、Thaliaなどで手に取ってみて下さい♪
ちなみに前回の日本帰国で見つけたもの。↓
さがしてあそぼう夏ものがたり
(ミニ版ものがたりさがし絵本)/ロートラウト・スザンネ ベルナー

¥840
Amazon.co.jp
日本語版プラス、お出かけ用のミニサイズ♪
さすが日本!!
中の看板やポスターの文字なんかも日本語になってました。
このサイズだと、凝視してると目がチカチカしてきますが(^^;
日本でもこういう本ってあるのでしょうか?
あるとしたら、どんなカテゴリーなのかなぁ?
ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。
日本の四季の、日本文化なんかも織り込んだWimmelbuchがあったら流行るかも!?
自分で描こうか?一攫千金!?
・・・いかんいかん、大掃除しなければならないのに、早速現実逃避しちゃいました(爆)
それでは、みなさま、良い年越しを!!