今考えてみれば、アメリカのドットコムバブルの頃はすごかった。
日本のバブルも味わったけど、アメリカのバブルは一夜にして若干20代で巨万の富を築いた人が何人もいた。
人手が足りなくて、採用され契約書にサインすると、サイニングボーナスがもらえたり、BMWのコンバーティブルを半年間リースできるとか、あの手この手で人を集めていた。
毎日のようにIPOが出て株は右上がり、イケイケドンドン!私もこのバブルが左に傾くちょっと手前でこの恩恵に預かった。キッチンには毎朝フルーツやドリンク、スナックが山の様に積まれ、飲み食い自由。会社によってはグラノーラスタンドがあったり、社食は完全に無料になっている会社もあったり、何度も会社払いのランチや外食が続いた。
サラリーも私が入社した時は、雇用される前に提示された金額に上乗せされた金額が契約書には表示されていた。このころから服装も様変わりし、ネクタイにスーツのかわりにポロシャツにチノパンツがビジネスカジュアルになった。その後はドンドン格下げされてジーンズにTシャツ(ただ対客担当者はこの格好はない)、はては夏はビーサンでくる社員もいたけど、要は仕事をしてくれたらOKのスタンス。
誰もが浮き足でこの好景気の波に乗ろうと必死だった。不動産は信じられないほど値上がりし教員ですらアパートの賃貸料を払えなくて車で寝泊まりしている人もいたほどだった。売り物件には応募者が殺到し、オークション形式で販売価格以上で”競り落”とされるのが常だった。
相方の知人の友人、当時とあることで嫌気がさし持っていた株を全て売り払った。誰もが反対したけど、彼の思いは固く全部処分。程なくしてバブルが弾け、株が暴落…知らずして彼は財産を守った。
ほんと、今から思えば当時は異常だったよなぁ…
