たしか中学2年の時、社会科の担当教師がかわり、女性の教師になった。(またもや社会科…)


とにかく楽しかった。教科書を見ながらの授業ではなく、1番興味のありそうな所から彼女の授業が始まる。それはいきなり。xxxって知っている人?えっ?知らない?それはfffにあって、実はここはdddが始まった場所なのよ。ここではね…:と言うまるで物語のように始まる授業が私は好きで、彼女が担当教諭の間は成績はグングン伸びていった。憑かれたような時間が過ぎ自分でもこの授業のどこが魅力的なのかわからないままだったが、彼女の授業はテンポもよく、さばさばした性格の女性教師だけどピシッとした雰囲気を持っている人だったので、いつもは騒ぐイタズラ生徒も大人しかった。


テストの答案を返してくれる時は、必ず一言小声で評価や励ましを1人ひとりかけてくれ、各生徒の答案の点数が見えないように返してくれる気遣いをしてくれていた。


残念ながらこの先生とも3年生になったときは担当外になり、すっかり社会に興味のなくなった私の成績も比例😅。子供ながら、全教科、私はこの先生に教わりたいと思い、生徒が先生を選べたらいいのに、、と思ったほど。


アメリカの大学は教授の評価がある。知人の奥さんは大学教授だけれど、学生からの評価はかなり厳しい。逆に人気のある教授の講義は履修できない学生もでるという。私が大学生の頃は、ある教授は毎年いつ作ったのかわからないノートを見ながら退屈な講義をしていた。あの時代なら生き残れたかもしれないけど、今なら人気のない講義や教授はお払い箱かもしれない。