私は、国籍は変えずアメリカの永住権で生活している。長年暮らしているので、友人や同僚の中には国籍を取った人もいるけど、こればかりは個人の意思。


永住権保持者は、10年毎に永住権を更新しないといけないし、アメリカを離れて海外で生活や長期滞在をしている場合は、ある一定期間内にアメリカに滞在記録がないと権利を失効することもある。勿論、アメリカで働けるので税金を納めることが義務づけられる。それはわかるの。だけど、、日本でアメリカに来る前から持っていた貯金にも税金がかけられる。これを知った時は、なんでやねん?アメリカに来る前にあった預金も税金の対象になるってかぁ?とムカついた。(今ではマネーロンダリングの懸念もあるんだろうと一応、ちょっとだけ理解はしてるけど、納得いかん!)


これを申告してなくて国税局から摘発を受けた場合、恐ろしく超高額のペナルティ額が課せられる。さらに悪意があったとみなされると(つまり、直前に多額の引き落としなど)このペナルティにくわえて、高い塀の中に入ることになることもある。アメリカ政府があのスイス銀行で口座を密かに持っている人達を開示しろとせまり、ついにスイス銀行はそのリストを開示したらしい。スイス銀行に口座を開設するには、私の可愛い💕子豚ちゃんの貯金箱程度の額では”オツム、大丈夫?”といわれるくらいの天文学的な数字が必要だと思うけど、これを公開された人達は、まさに”お漏らし状態”😱😱だったと思う。


さて、この時期。毎年やってくる確定申告。アメリカはラサリーマンでも確定申告をしなければいけない。日本に勤めていた頃が羨ましい。アメリカの複雑怪奇な税金のシステム。アメリカ人でも専門家に丸投げするが、うちは超がつくほどの整理整頓が生まれつきあるとしか思えない相方が納税をずっと担当している。👍👍


で、昨日、とりあえずは大雑把にどれだけ追加で納めなくてはいけないのか?還付金がどれくらいになるのか教えてくれた。ただこの還付金、手放しでは喜べない。

何故かと言うと、この還付金は来年の課税の対象になる。つまり、還付金は収入になる。しゅっ、収入だぁとぉー?これを最初聞いたときは、正直、私は怒り狂った。


そもそも払わなくてい金額を払っていてそれを返してもらうのに、なんで課税の対象になるねん?Amazonでも返金してくれるやん!


い、いやAmazonと国税局を一緒にするのもどうかと思うけど、私はこのシステムが理解できない。なので、アメリカで税金を払う時は、ちょっとだけ追加で税金を払い還付金はなしか、ごくごく少額というのが理想だと私は思っているが、毎年どちらに転んでもため息の多い月になる。