ご近所の奥さんが亡くなってから、随分と経つ。


入院ではなく、どうも末期で自宅療養だったようだが、薬の副作用なのか、顔がむくみごくごくまたにされている散歩も辛そうだった。


ある夜、やけに外が赤いと思っていたら救急車が止まってストレッチャーに横たわった奥さんを運んでいった。


奥さんの死後1年弱ほど経った後、いつも集まる年に一度の近所懇親会があり、私達は所用のため欠席したら、数日経ってお隣が、”いやー驚いたわよ。あの奥さんをなくしたご主人、新しい奥さんを連れて懇親会にやってきたのよ!”


正直、私達もちょっとこれにはのけぞった。

えっ?もう?? 


これを話してくれたお隣も、目がモロ、”他人のことだからどってことないんだけど、ちょっとなんだか不穏な匂いがてんこ盛り….”としっかり訴えていた。(誰も考えることは同じやん!)


同じようなケースで、死期をわかっている奥さんが”私が亡くなったら、xxxさんと付き合ってね。一人でこれから先、生きていくのはつらいし。話は通してあるから”と、後に残されるご主人の事を心配してきっちり準備万端整えて旅立った人も知っている。


先のケースのご主人、なんだかとっても幸せそうで、新しい奥さんをみんなに紹介しまくっていたらしい。


お隣によるとかなり若くて綺麗な奥さんだったとのこと。

まっ、自慢したい気持ちはわからないでもないけど。