そういうことか・・・ | 相続日記「ある日突然相続人になったら・・」

相続日記「ある日突然相続人になったら・・」

それはある日突然のことだった。
「小説は奇なり」というけれど。
これはいきなり相続人となった独身オンナの正真正銘の相続の物語、いやドキュメンタリーブログである。

おはよ~~~~

 

 

スタッフのみんな

 

 

利用者さんに声を掛けて(私の職場グループホーム)

 

 

 

 

ちょっと!!

 

私ね!!今、仕事できる精神状態じゃないのよ!!

 

ちょっと先に電話して来ていい??

 

 

 

 

矢継ぎ早に話をして

 

ロッカールームにこもり

 

電話をかけてみた・・・・

 

 

 

『○○市』税務グループです』

 

 

「あの~~固定資産税の納付書が

 

送られてきたのですが

 

 

全く身に覚えがないのですが・・・

 

 

そちらの市とは関わりがないので」

 

 

 

『お調べしますね・・』

 

 

『こちらの土地、建物の所有者だった

 

〇〇〇子さんが昨年亡くなられて

 

△△さん(私の名前)が

 

相続人となっています。』

 

 

 

 

 

・・・・・・・ん??

 

・・・・・今なんて言った??

 

 

そ  う  ぞ  く  に  ん????

 

 

 

相続人って言った??

 

 

その前に

 

その『〇〇〇子さん』って誰??

 

聞いた覚えの名前・・・

 

 

「〇〇〇子さんとは誰でしょうか??」

 

疑問符いっぱいで、しかもイライラし気味で

 

聞いてみた

 

 

『△△さんのお母様ですよね?

 

お父様は×××さん・・・』

 

 

父の名前を聞いて

 

理解した

 

 

 

あ~~~~

 

 

私を生んだ母だ・・・・

 

そういう名前だったのか・・・

 

 

うっすらと

 

 

気が遠くなった・・・

 

 

電話の向こうの声が

 

 

遠く聞こえた・・・・

 

 

頭の中のモヤが晴れた

 

と同時に違う

 

モヤがじわ~~~と

 

広がってきた