数十年前の
母を銀行へ送った時の事です。
父が定年し、引っ越した後の事でした。
銀行へ行きたいと言うので、
退職金を下すので、私に車で送迎した欲しいという事かと思ってました。
しかし通帳を見た母の様子がおかしい。
退職金が入金されてなかったか、いつの間にか無くなったのか?
事件か?
どーした!?
声掛けても、何か考え込んでるような、
口数少なくというよりは、口をつぐんだと言った方が良いような。
声掛けても、ろくな返事もしない。
明らかに様子がおかしい母。
とにかく早く帰りたいと言う。
この青ざめた様子にただ事ではないと思ったけど、
母は話をしようとしない。
急いで帰り、父と会わなければいけない。
何があったんだ-------
それは、、、、、
通帳を記帳したら
知らない
大金が
振り込まれていたのです。
母はそれ見て、怖くなり、パニックになってました。
なんと帰宅して父に通帳見せても、父もなんだこれ?と、訳わからない大金。
後に分かったのは、父は早期退職優遇制というものの第一号だったという事。
第一号ですから、そんな制度で退職金受け取った人は職場にいる人もなく、
それを目当てに早期退職したわけでもない。
制度は知っていたが対象者であることは知らなかったという。
説明受けなかったのか疑問ではあります。
聞いてたけど、忘れたか、
有給で退職間際まで出勤せず説明受ける機会をなくしたか?
自分が対象であることを知らずにいたため、当然母にそんな制度の話もせずにいたわけです。
何も知らない母は、通帳記帳して予定した通常の退職金とは別に、
早期退職優遇制度の”年収分の振り込み”があり、
意味不明の一行に、驚き、
何があったのか、怖くなったわけです。
知らぬ間の振り込みも、引き出しもパニックになりますよね。
出金なんぞ見つけたら、そりゃ大騒ぎでしょうが、
入金は不気味ですし、送り主と理由を探すし、
事件にでも巻き込まれたのではいないかと思うのは考えすぎでしょうか?
これ小心者の心理かな?
(カバー写真は2013年母と滋賀へ旅行へ行った時の物です)