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次回のはたらくを語ろうの会
通称「はたかた」は
新型コロナウイルスの影響で、
開催時期が未定です。
状況が落ち着き次第、
こちらのブログでお伝えします。
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‟たとえオプションBであっても、
私たちには選択肢がある”
今日はおこもり生活中に
読んだ本から
おすすめの本をご紹介します
FacebookのCOO(最高執行責任者)
であるシェリル・サンドバーグ
2冊目の著書
『OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び 』
お友だちがおススメしていたのと
副題のレジリエンスに興味があり
読みました。
著者の1冊目『LEAN IN』
は読んだことないのですが
本書は1冊目とはテーマも彼女の心境も
全く違う本だそうです。
『LEAN IN』のテーマの元になっているTEDトーク。
当時のシェリルのかっこ良さが際立ちます!
『OPTION B』は
副題にある通り「逆境」がテーマ。
著者のシェリル・サンドバーグが
最愛の人であるご主人を
突然亡くしたエピソードから
お話が始まります。
その時の状況や心境が
事細かに描かれていて
読んでいる方も苦しくなるくらい。
そんな人生最悪ともいえる逆境を
どのように乗り越えたかを
最新の研究や
同じような逆境に遭った人たちを
例に挙げながら
分かりやすく丁寧に書かれています。
実は、本書は共著。
『Give & Take』を書いた
有名な心理学者アダム・グラント
が彼女の支えになっており
要所要所で心理学が絡んできて
ただの体験談ではない
読み応えのある本です。
私が一番印象に残ったのは
苦難からの立ち直りを妨げる
3つのP
①自責化(Personalization)
自分が悪いのだと思うこと
②普遍化(Pervasiveness)
あるできごとがすべての側面に
影響すると思うこと
③永続化(Permanence)
あるできごとの余波が
いつまでも続くと思うこと
研究によると、
つらいできごとが
「自分ひとりのせいではない、
すべてではない、ずっとではない」
ことに気づけば、
子どもも大人も立ち直りが早くなる
そうです。
アダム・グラントによると
レジリエンスは
逆境が襲い掛かってきたときに
どうすれば力強く、素早く立ち直れるかを
決める力であり、
自分で鍛えることができるとのこと。
3つのPを知っていれば
それは自然な人間の心の働きであり、
その気持ちに向き合うことで
乗り越えることができる、と
思えるのではないでしょうか。
‟完璧な人生なんてありえない、
だからみんな、なんらかのかたちの
「オプションB」を選ばざるを得ない。”
逆境はどんな人にも降りかかります。
仕事を失うこと、愛を失うこと、
命が失われること、
駐妻になることもそうですね。
この本を読むことで
だれもがオプションBを
使えるようになる=
逆境を乗り越えられる力がある
と励まされました。
今のこのコロナの状況も逆境!!
ぜひ読んでみてくださいね↓
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