ひとりぼっちになった瞬間、君にメールを送っていた。
予想通りの君からの着信。
少し間を空けて、平静を装う。

「今から1人で出かけるんだけど…」

すぐに「行ってもいい?」と言ってくれない君に、
自分勝手にもイライラしたけれど
結局会いにきてくれることになった。

***

早く抱きしめたかったのになかなか「家に来る?」とも言ってくれない

君の部屋に着いたのは17時前だった

***

18時過ぎ。
夕飯を食べるために帰る支度をする。
玄関の扉を開けた瞬間、名残惜しくなって
夕飯より君といる時間をとった。

***

駄目だと分かっていたのに、やってしまった。

でもどうしようもないんだよ。

もう会いたいよ。

明日が来るのが怖い。
切なくて
愛しくて
君の背中に
爪を立てる

それでも
足りなくて
君のくちびるを
ぎゅっと噛む

そのときの
歪んだ顔が
一番すき

だって
わたしだけの
ものでしょう?


***

連絡が来るまでは
連絡しない!
第一印象は、最悪。

***

私たちの出会いは大学のゼミ。
3年生の春だった。
順番に回る自己紹介でのふてくされた態度。

 なに、あのひと…

2年生の秋から所属していたゼミは落ちこぼれだらけで、
学年が変わって、メンバーが一新されたゼミを少なからず楽しみにしていた。
のに!!


 「とりあえず、あの人は辞めればいいよね~」

ゼミが終わった後、初期メンバーの仲良し3人組で愚痴り合った。

***

そんな出会いから1年以上経って
私たちは付き合う事になる。
君のとなりにわたしはいるのかな

わたしのとなりに君はいるのかな

あの頃はただそばにいられることが
幸せだった

いつからか君との未来が欲しくなった

今、一緒にいたいという思いと

未来に、一緒になりたいという思い

どちらかは捨てなくちゃいけない

***

わたしの跡は消えたかな

それでも記憶からは消さないで