美少女イム・ウンギョンの主演作から、「女子高生の嫁入り」。
6世紀後半、高句麗の平原王の娘平岡(ピョンガン)姫とその夫馬鹿温達(オンダル)の悲しい物語「ピョンガン姫と馬鹿オンダル」の寓話を下敷きにした、下町コメディー。
16歳で結婚して1年以内に子供を生まないと死ぬという占いを信じるピョンガンに、16歳で謎の美少女として衝撃CMデビューしたイム・ウンギョン。この時は彼女ももう20歳を超えてますが・・・彼女の餌食として、運悪く転校してきたオンダルに、2000年解散した6人組ダンスグループ、ジェクスキスの元メンバー、ウン・ジウォン。二人とも、結構なアイドルの筈なんですが、全般に、下品でベタな、あるいは、シモネタギャグが飛び交う話なので、結構二人の将来を心配してしまったりもします。
ピョンガンの母親には「風の伝説」で華麗なダンスを見せたイ・カニ、オンダルの母親には『パリの恋人』ボディエ夫人『天国の樹』ヨウコとかドラマの多い、キム・チョン。イム・ウンギョンの友人に、高校生役はちょっと厳しいキム・ジナと日本にオフィシャルサイトもあるイム・ソンオン。
ギャグがかなりベタですし、シモネタもいま一つキレがないので、主役二人のファン以外には余りお薦めできない一本ですね・・・