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同じく、チャ・テヒョン、ソン・イェジンの共演作、「初恋死守決起大会」。

ちょっと違うかもしれませんが、チャ・テヒョン版「猟奇的な彼女」って感じです・・・ストーリーを書くと見る楽しみが百分の一になってしまうので触れませんが、高いテンションが続く快作とだけ云っておきます。

チャ・テヒョンは、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、やんちゃ、一途、頼り無い・・・そんな感じが適役です。一方のソン・イェジンですが、相当綺麗に撮られています(ベストかも)。「永遠の片想い」「ラブストーリー」の後なので相当のファンがいたでしょうが、若干ぎくしゃくしたコメディエンヌ振りに加え、ハッと息をのむナイスバディのビキニ姿、ダンス、「ラブストーリー」への献辞だろう古めかしい女学生姿も見せてくれますし、「作業の定石」並みのセクシーな誘惑台詞も聞けます。『夏の香り』と同じ時期なので、それなりに冒険だったんだと想像します。

脇では、彼女の父親にユ・ドングン、その教え子の元ヤクザにソン・ジル、という「家門の栄光」長男、次男コンビがいい役をしています。特にユ・ドングンは主役といっても過言ではない存在感あふれる名演です。

ともかくスペース・マウンテンに乗ってるような一瞬先も読めない展開と、三人の硬軟自在の演技で100分飽きさせません。見終わってストーリーが好きかどうかは別問題ですが・・・

ちなみに、私は韓国語は殆ど駄目ですが、それでも普通聞き取れたりする単語が聞き取れなかったりします。これは、釜山方言のせいではないかと思ったりもするんですが、錯覚かもしれません・・・