「いっつも思うけど、あなたって本当にラッキーだよね!」
「姐さん、いつも陽の当たる良い場所にいる」
姉や親しい友人から、結構な頻度で言われますが、今日こそ自分の運の良さを感じたことはなかったです。
時々気づく自分のツメの甘さ。これって歳のせいもあるかもしれないですけど、飛行機のチケットを取るまでは早めにサクサクやるのですが、旅行前日まで荷造りを先延ばしにしたり、空港までの交通機関を調べなかったり。
今回は羽田だったので、割と甘く見てたのかもしれず。
出発フライトに間に合う新幹線の見当はつけてても、駅までは適当にLRT路面電車で向かうつもりで安心してました。大体いつも出向いてちょっと待ってたら来る、みたいな感じなのでね。
十分に余裕があると思って停留所に来てみたら、嘘でしょ?っていう時刻でしかない。日曜日の運行時刻を侮っていました。
「え〜?」と思って調べてみたら、次の電車だと新幹線間に合わず。バスあるかしらと思ったら、1分前に出てるし。
放心すること暫し。次の新幹線だったら?と調べたら、フライト乗り遅れる。パニックです!
この辺に流しのタクシーなんて走ってないし、必要な時には前日に予約入れて来てもらうくらいの地方都市。
タクシー呼んでもすぐに来てくれることもなく、どうすりゃいいんだー!!
途方に暮れて、よほど目の前の交差点の車に「2千円あげるから駅まで乗せて行って」って頼もうかしら、と停留所から交差点を渡った時のこと。
交差点に空車の赤ランプを付けたタクシーが泊まってるではありませんか!
奇跡かと思いましたよ?!そのくらい珍しいことなのです。
運転手さん、ぼーっとしててなかなか気づいてくれないし、こっちは馬鹿みたいに必死で手を振り続けてしまいました。
やっと彼が気づいて車線変更してくれてことなきを得ましたが、今度は新幹線に間に合うかどうか。
「新幹線なら西口の方がいいんじゃないですか?」
「いや、そっち回ると信号とかあって時間かかるし」
「東口から歩く方が時間かかるでしょ?」
「いや、いいんです。東口でお願いします!」
なんて問答があったのですが、絶対運転手さん、乗車距離伸ばしたいだけに違いないわ。
足早に歩いて、チケット買って、ホームにたどり着いたのは3分前。無事間に合うことが出来ました。
もう喉カラカラで、自販機で水まで買えた余裕!
でも、席に着いた時は湿気も合わせて全身汗だくでした!!
常日頃「私って本当にラッキーだよね」って思ってはいるのだけど、今回こそ奇跡のようなタイミングの良さを感じたことはないわ。
そういえば、路駐が地獄のように難しいサンフランシスコでも自分のこと「私ってパーキングクイーンだから」って言い切ってたけど、本当にそう。
友人と待ち合わせしても、大概私が一番近いところ停めてたし、何なら店の目の前ってこともよくありました。
場所に着くと、目の前の車がスイとスポットから出たりすることあって、同乗してた友人が驚愕してたものね。
こういうツキを呼ぶ「引き寄せの法則」って何?と思うけど、これは単に「自分は運が良い」と確信を持って信じることでしかないのです。
間違っても「私ってツイテない」なんて言っちゃいけない。それは自分に呪いをかけるようなものだから。
私の友人たちでも、人生easyモードの人って、確実に根拠のない自信持ってます。絶対「そんなことないよ〜」なんて卑下してなくて「根拠のない自信?あるな」ってへろって言い切る。
「もちろん人生いろいろあるさぁ。でもね、そんなこと言わない。言ったってしょうがないでしょ」ってニカっと笑う超easyモードの人もいる。
そういう友人たちって確実に勝ち組の匂いぷんぷんさせてて、だけど嫌味な所も全然なくて、素直に好きだし憧れるって感じですよね。
easyモードでいると、妬み僻みも受けやすいかも知れないけど、そういうのを見せる人からはとっとと離れた方が良いし、そういう人たちに媚びを売るようにわざわざ自分のネガティヴな話をして同情してもらって相手を安心させて嫌われないようにするなんてこともしなくて良いです。もし、離れることができるのであれば。
最終的には、自分も同じツイてる人々と関わってる方がずっと良いですもの。
ということで、行ってきます。