長女姉とLINEのやりとりで怒りを覚えた後まもなく、姪から連絡がありました。
「贈りたいものがあるから住所教えて」
早速長女姉が姪と何があったかを報告し、それで「やばっ」と思った姪の行動なのですが、本当にわかりやすい。
姪の誕生日祝いをあげたのに翌月の私の誕生日を忘れていた姪だったから、それかなと思って今朝届いた包みを開けたら「入学内祝」とのし紙が付いてましたわ。
開けてみると、私の好きな商店の品物が。正直ミニマリストの私にとって、ありがたい贈答品です。自分では敢えて買わなかったりする食品を頂くのが一番嬉しいです。
さて、前回投稿した長女姉に対する怒りと冷めの急降下。当日は夜も眠れぬくらいでしたが、その週末には東京へのミロンガツアーがあったので、サクッと気分転換できたのはよかったです。
ミロンガって、アルゼンチンタンゴのダンスサロンのようなものなのですが、10年前にサンフランシスコで針のムシロのような思いをした経験で、あまり好ましい思い出はありません。
何も知らずにふらりと出かけても、現場では知り合い同士が踊ってるし、新顔だと誘われて踊って上手に踊れなかったら二度と誘ってもらえないから、「待ち」でしかない女性フォロワーにとったら辛いところ。
ところが、私が通っているアルゼンチンタンゴ教室の先生は、時々「ミロンガツアー」なるものを企画してくれ、申込者のグループテーブルを予約し、先生はもちろんミロンガ企画側の男性も気を使ってお誘いしてくれるので、決して一人で出かけた時のようなアウェーな辛い思いをすることもないとのこと。
土、日と2日の企画がありましたが、土曜日の夜に東京に泊まりたいとホテルを探したら、全くとして空きがなく値段も嘘のように高騰していたので、日曜日の夜にミロンガ参加して泊まって翌日月曜日に用事を済ませて帰ってこようかと参加してみることにしました。
もちろん、誘い合って出かけるミロンガではなく、あくまで先生に料金を払って現地でご一緒してもらうものなのですが、知り合い同士で同じ席にいて、人々のダンスを鑑賞しつつ、踊り、感想をシェアしあったりと、とても楽しいものになりました。
今までソロで行動していた私ですから、これはちょっと新しいイベントでした。
ミロンガの後は駅近の居酒屋で食事会がありまして、ここでまたレッスンの時にはない会話があり、親睦が深められて参加してよかったなと思いました。
電車の時間を気にすることもなく、のんびり六本木にとったホテルに泊まったので、ストレスなく夜を過ごせたのも良かったです。
会場には時々レッスンで顔を合わせる生徒さんが個人でいらっしゃってて、彼女はよくミロンガ参加で上京しているようです。なんでも、弟さんが東京に住んでいるので、泊まれるから便利なのだそうだ。
彼女はツアー料金をきちんと払って参加している私たちの場所を尊重して、挨拶程度で一緒に座ったりはしなかったのですが、私の方が彼女の席に出向きお話を伺いました。
彼女曰く、出かけるミロンガはダンススタジオでやっているものではなく、今回のように単発で主催者が会場を借りて行うものに出かけていると。確かにダンススタジオで定期的に行われるミロンガでは、そこの生徒さんが内輪だけのグループで楽しんでいるので、アウェー感がたまらないだろうな。
なるほど、と参考になる意見を聞けて良かったです。
今宇都宮で通っているアルゼンチンタンゴ教室では、少人数なので毎回先生と踊りフィードバックを頂ける機会があるのでありがたいし、リーダーの男性もある程度技術があるので、踊っている感があり十分に楽しいです。
これが初級だったり大きなクラスだったりすると、リーダーと組んで踊り込む機会が少なかったりするので、今までにない楽しみを得てます。でも、同じ男性とばかり踊っていると、その人の癖を覚えて踊りやすくなる一方なので、やっぱり見知らぬ人々とランダムに踊る機会があるミロンガに参加することは上達するためには必要かなぁと思うきっかけにもなりました。
ま、本当に上手くなりたいのか、習い事を楽しみたいのか、の目的の違いですからね。
サンフランシスコでも、アルゼンチンタンゴを始めると皆熱が入り夜な夜などこかのミロンガに出かけている人々を多く見てきました。そして、彼氏彼女ができたりするとピタッと姿を現さなくなったりするのです。
ゴリゴリ上手くなるために課金したり遠征に出かけるのもありだけれど、私は「女性性」を目覚めさせるために始めたことなので、そこは割とのんびりしているのかもしれません。
今週末は渋谷でアジア選手権があるそうで、生徒さんが出かけると言ってました。