すっかり腰が重くなり一人旅もしなくなった最近の私ですが、ADDressで知り合った友人が群馬のみなかみの施設に一緒に行きましょうとお誘いしてくれました。
隣の県ではあるけれど足を踏み込んだことがなかった群馬県、お初でドライブ旅行をすることにしました。宇都宮駅で友人を10時にピックアップして旅が始まります。
宇都宮ではすっかり終わってしまった桜ですが、日光を抜けて赤城山の北側を抜けて行く道すがら、桜が満開から散りはじめのタイミング。風とともに桜吹雪の中を通り抜ける感動を何度も味わいました。
群馬県の山間部は本当に桜真っ盛り。画像こそはそんなにないけれど、感動の里山の風景でした。
ADDressと提携している「ホテルファミーリオみなかみ」滞在。この施設は千葉の館山にもあって、のどかな場所で家族が休日を楽しむような施設になっています。
施設前の友人。入り口にはうさぎがいました。ツインの部屋は居心地がよく、ビューものんびりとした静かな場所です。
思ったよりも遠く、ドライブですっかり疲れた私は昼寝が必要。友人は一人で近所の散歩に出かけました。
彼女とは何度も旅をしていますが、このように個人で行動してくれるので気が楽でいいです。片方が疲れてるのに一緒に出掛けてくれないことに寂しいと感じる相手だったらお互いにストレスが溜まってしまうことでしょうね。
彼女が戻ってきてから温泉に一緒に入りましたが貸切状態。パーキングにもほとんど車がなく、経営大丈夫かしらと心配になるくらいよ。
周辺にレストランらしきものはないので、3000円の夕食を頼んでおきました。特にまぁどおってことない食事でしたが、昼に食べた天丼の油が悪かったのか、珍しく胃もたれを起こしたのでどうにか頂いたという感じの私でした。
嬉しかったのが、無料のマッサージ機!他にお客さんもろくにいなかったことから、何回も無限大にマッサージを楽しみました。それも今までにないくらいの身体に良く合ったマッサージチェアだったのです。これが一番楽しかったわ。
翌日の天気はイマイチでしたが、すぐ近くに「たくみの里」という須川宿跡を見事に手仕事の観光施設にした一角がありました。のどかな里山に人を呼ぶために自治体が頑張っている感が伝わってきて軽く感動を覚えました。
まだ観光地として知られていないのか、平日はほとんど人がいなくてスタジオも週末しか開いていない場所も多いのですが、それでも花が溢れる自然豊かな土地を存分に楽しんできました。
つくしなんてどれくらいぶりに見たのかしら!
ランチはおばんざいの店「山雨堂」で。若いカップルが古民家を改造するとこんなお洒落になるのね〜というデザインで、看板猫もいてとても良い雰囲気です。金髪の着物姿の若い女性がサーブしてくれてとても粋でした。
ぐるりと農地を散歩して、和紙と一輪挿しとお野菜のお土産を買って帰ってきました。
帰り道は赤城山の南側を通る一般道を走るルートにしましたが、行きの日光経由の眺めとは違って、工業地帯を抜ける大きな道路はさほど面白くもなく、友人を小山駅でドロップして戻ってくる疲れが増す4時間でした。
いやぁ、ほんの数年前に3ヶ月のロードトリップをしていた私ですが、今現在は全くとして以前のような興奮もなく疲労感半端ないです。
年齢でガクンと落ちる旅体力。これも、また何かのきっかけで元気に活発になったりもするのだけれど、まぁ元気なうちに存分やっておいてよかったなぁと思うこの頃です。