全くの即興。5分くらい踊ってましたが、一部だけ抜粋してます。
去年、宇都宮で何か楽しめるダンスのクラスはないかと探していたときに、コンテンポラリーダンスの舞踏家がスタジオ持っていることに気づき、先に外国人ズンバの会に申し込んだと同時にこちらにも連絡を取り体験クラスに参加しました。
体験クラス当日、嘘みたいな間違いを起こしてクラスに30分以上遅刻してしまい、ちょこっとエクササイズをした後に即興の発表会になりました。
あの時、お題が与えられていたのかどうか思い出せないけど、とりあえず少ない参加者同士でペアを組み、先生がぱんっと手を叩くまで即興ダンスをするのです。
「遅れたから見学だけにする?」って尋ねられたけれど、できそうだったのでしてみたら楽しかったです。別に知らない人と踊るとか知らない人に見られるとかの緊張も感じなかったし。
私のダンスはこのスタジオで教えている型のダンスではなくちょっと舞踏にも近く、即興で創作して踊ったその後にとてつもない充実感と高揚感を得ていました。これだ!これを欲していたんだ!って感じ。凄く嬉しかったなぁ。
ズンバも無くなるし、やっと見つけた渇望していたものが指の隙間からこぼれ落ちたショック。
でもせっかく集まっているダンスサークルなので「月イチでそれぞれが交代して自身の持ち技を教え合う機会を作ろう」と先生が病室から大変にありがたい提案をしてくださいました。
先日その集まりがありまして。前週末に東京で舞踏のワークショップを受けてきた女性がその内容を我々に伝える、ということをしてくださり、大変に興味深かったです。
その後はお題を作り、ペアになって発表会をしました。珍しく動画を撮ってくれたので自分で見ることができまして。
大概3ペアくらいの人数しか集まらないのでいわば同好会レベルですが、そのアットホームさがリラックスできていいです。
良くも悪くもない、上手い下手もない、正しい間違いもない、自由に身体を動かして表現することを体感できるのは本当に素晴らしいですね。