つまらないと思ったら、とにかくアンテナを張り巡らせていれば何かに繋がる。

 

いつまで経っても地元に友達もできずコミュニティにも加われない私だったけれど、ここに来てやっとこの地で何かが始まったような気がします。

 

もちろん、何かに参加したらそこですぐに友達が作れるわけではないけれど、ある程度の忍耐を持って行き続けていたら面白い何かに発展する可能性もあるだろうし、もちろん自分には合わないと分かる場合もあるし。

 

昔の友人のエピソードだけれど、20歳も年上の男性とお付き合いしていた友人が彼氏に「私と友人とどっちが大切なの?」という質問をしたときに「友人。この歳になって友達を作るって凄く難しいから。恋人はできるかもしれないけど、その代わり別れる可能性も高い」という返答が来たらしい。

 

メイクセンスする言葉だな、って思いますよ。

 

大体大人になったら家族がいるし、家族優先の行動にもなるしね。たとえどこかの集まりで親しくなっても、そこに参加しなくなればそれで切れる間柄。Facebookなんてまさしくその典型です。

 

 

 

 

去年Facebookの在住外国人のコミュニティをチェックしていたら、ぽろりと溢れていた「ズンバの会」

 

本人にDMしてみたら快く受け入れてくれて会場に出かけてみたら、なんと母親が入居している施設の向かいにあるNPOの施設の部屋を借りての集会でした。爆笑

 

参加するごとに500円払うだけの気軽なもの。その代わりその都度会場が予約できるかどうかの問題なので不定期になっています。

 

集まってくるのは地元在住の白人の女性たち。集まってズンバやって軽い会話があるだけなので、彼女たちが何故どのくらい住んでて何をしてるか等の質問もしないし、その必要もないような気がします。そんな質問は日本人たちから散々されてうんざりしてるだろうしね。こだわらない緩い繋がりが良いです。

 

ズンバをしながら大きな声で「Hey!」とか「Woooo Ho!」とか大きな声を上げてスピリットを上げるのが最高に好き。普段の生活の中でそれをできる機会ってほとんどないし。

 

使用していた会場が内装工事のために年明け長期間使用できなくなりズンバの会が長期で休みになってしまったので、仕方なくスタジオエクササイズができる近所のジムにサインアップしたけれど、やっぱり楽しさは全然違います。

 

ですから、この会はたとえジムでズンバができる今でも続けようと思ってます。今月は毎週あって楽しい!

 

 

いつも最後に集合写真を。

 

 

 

 

ずっと参加していた白人女性たちの間には既に友人同士の繋がりができて私生活でも一緒に遊んでる雰囲気は垣間見られるし、白人女性の中の日本人である私の位置というのもまた微妙なものだけれど、そこは時間をかけて馴染んでいくしかないでしょうね。

 

少なくともインストラクターの女性、アメリカ在住が長かったロシア人だけれど、彼女は日本語が良く分からないということで会場の事務手続きのことで私を頼るようになってくれたのは、ちょっと嬉しいです。

 

彼女は旦那さんの仕事の関係でこの土地に引っ越してきたけれど、正規で仕事ができるわけではないし家に篭っているのもつまらないから、来日してまもなくアメリカでやっていたズンバインストラクターを自力でコミュニティ作ってやってる行動派。

 

それでも「この土地の人は外国人嫌いだし」という言葉がポロッと出たくらいだから、きっと人々からあまり優しくしてもらってないのだろうなぁと察します。

 

地元の人は決して意地悪するわけじゃないのだけれど、外国人に対する好奇心がないどころか、英語ができないから面倒臭がって関わり合いたくないという、あまりHelpfulな態度じゃないのだと思います。

 

随分前の話だけれど、私が髪を金髪にしてた時日本を訪れて道を聞こうと向かいから来るおじさんに声をかけようとしたら、スーッと避けられたことがあるので、外人だと思われたんかなと苦笑い。

 

もちろん多くの人々が観光客である外国人に凄く優しくしていることは承知だけれど、そうでない田舎やそこで生活をしてる人に対しては違うこともあるようですね。汗うさぎ