ブエノスアイレス旅行記 4





普段コーヒーを飲まない私が、ブエノスアイレスでは『カフェコンレチェ(ミルク入りコーヒー)』をよく飲んだ。日本でいえば『ドトールコーヒー』みたいなチェーン店の『HAVANNA』がお気に入りで、こじんまりとしたセットでサーブされるのが可愛い。


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最初にトライしたHAVANNAの紅茶のセット

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ランチのサンドイッチセットは10ドルちょい
ブエノスアイレスはインフレで、ドル換算すると結構高いなと思わされた



日本の洒落たカフェで、フレンチのこじんまりとしたグラスで水を出しているのを見て、水を継ぎ足すウエイトレスの手間が増えて大変だなぁと、アメリカンサイズに慣れている私はふと同情したものだが、ここブエノスアイレスのお水のグラスといったら、まるでおちょこみたいな程度の大きさでとても驚いたし、その水はスパークリングウォーター。それを継ぎ足している雰囲気もまるでなかったので、こちらの人はあまりお水を欲しがらないのかと不思議に思った。コーヒーとお菓子を食べた後に、口の中をフレッシュにするつもりで、ごくんと最後に一気飲み。






お茶やコーヒーを頼むと必ず小さなビスケットが付いてくる。ひとつの場合もあるし、2、3個付いてくることもある。だからあえてスィーツを改めて頼もうかという気にもならなく、ショーケースには美味しそうなホールケーキもあったけれど、それらを口にしないまま旅は終った。最近、あんまいデザートも欲しがらなくなった私だ。

唯一意識して何度か買ったのが細いクロワッサンのような形をしたお菓子。甘過ぎず『Media Luna(三日月)』という名前でクロワッサンよりもちょっと固くさくっとしていて外側がカリッとしている。


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ショッピングセンターのカフェでは小さなクッキーが3つも付いてきたよ


多分にこの地方の独特のものだと思うけれど、ぱりぱりしたパイ生地レイヤーのこんなお菓子もあった。ブエノスアイレスの独特なお菓子らしいのにAに尋ねたら名前知らなくて、彼女が親戚の人に聞いたら「それは『パステーリート』というんだよ」って教えてくれたっけ。Aは20年以上も祖国を離れているので、すっかりアメリカ人。


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アパートの隣にあったパン屋さんで買ってみた


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Aの母親にレイキをしてあげたあと、向かいのAのアパートに移動して総菜屋から買って来たという夕食をごちそうになる。Aの旦那さんの弟さん家族が招かれていた






アイスクリームも何度か食べた。彼らのお気に入りはブラジルのフルーツ『マラクーシャ』というフレーバー。ちょっと酸味があって美味しかったが、帰って来て調べたらそれはパッションフルーツのことだった。


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このチェーン店もポピュラーでAのお気に入り





ビスケットのクリームサンド(バニラまたはキャラメル味)みたいなお菓子がトラディショナルなようで、更にそれにチョコレートコーティングしたようなものが多く出回っていた。美味しいかどうかは別問題として、空港のお土産屋も並んでいるのはこれ系のチョコサンドばかりなので、友人へのばらまきに何種類かをゲットした。


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渡す前に撮影しておく





「あぁ、久々にスペインを思い出させられるなぁ」と感動したのは、朝食メニューに『Pan con tomate』を見たとき。かりかりのトーストにオリーブオイルを塗り、それに半分に切ったトマトの中身をなすりつけたもの。

トマトの汁を使うだけで、実の部分をがんがん捨ててしまうのを見て驚いたよね。普段の私たちの使い方とまるで逆なのだもの。


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アパートの近所にあったお洒落なカフェ


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ここで頼んでみたモーニングセットの『パンコントマテ』は懐かしい味






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