中医学や薬膳に
不調のある部位と形の似ているものや
性質が似ているものを食べると
その部分を補うことができる
と言う考え方があります
例えば、赤い色をしたものは
血の色と同じだから
血を増やしたりきれいにしたりすると
考えたりします
食材で言えば赤身のお肉
クコの実、なつめ、ニンジンなどです
それから豆は腎臓に似ているから
腎機能を高めるなどと言われます
他にはお花を使った薬膳や漢方薬もあるのですが
お花は軽くてふわふわしていますよね
ですから気持ちを明るくする軽くするなどの
作用があるのではないかと考えて
メンタルの面でのお薬として使うこともあります
生薬の例を挙げますと
ミミズも漢方薬なのですけれども
ミミズは土の中を穴を掘って進んでいきますね
ですから体の中でも同じような作用を発揮すると考え
隅々まで体の中を行き渡る性質がある
と考えられています
そんなことってあるの?
と思われる方もいるかもしれませんが
古代の中国の人々は
もしかしたらこれは似ている形をしているから
不調のある部分に効くかもしれない
と食べて食べて、、ということを繰り返して
経験を積んできた結果
そこの不調を改善するものだけが
今現在残っているといわれているので
案外その通りに不調を改善するものに
なったりしているのです
このように
現代医学が発展してきた社会では
一見ありえないような考え方ではありますが
見方を変えると人間も、自然界の一部であるので
自然に沿った植物や動物の使い方というのが
しっくりくる場合もあるのではないかな
と私は思います
現在漢方本を執筆中です
こんなお話も書いていますので
ぜひぜひごひいきによろしくお願いします
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