今日は葛根湯についてお話ししたいと思います
葛根湯は日本では超有名な漢方薬ですよね
ところがその使い方については
結構間違ってる場合がありますので
そのことについて今日はちょっとお話ししたいと思います
風邪にも種類があるって知ってました？
大きく分けると寒い風邪と熱い風邪分けられます
寒い風邪っていうのはどういうものかって言うと
寒気がしてガタガタ震えるような風邪ですね
熱い風邪は分かりやすく言うと
炎症起こしてる風邪なので
喉が痛かったりすることが多いです
葛根湯が使える風邪っていうのは
寒い風邪の時です
症状としてはまず
寒くて寒くて仕方がない時
汗が出ない時
節々が痛かったり
肩や背中がこわばって痛いような時
そういう時に葛根湯は使えます
ところがですね
葛根湯の中にはマオウという生薬が入ってるんですけれども
いかにも強そうな名前ですよね
これって交感神経の興奮する作用がありまして
スポーツ選手なんかは大会の前には絶対に飲めません
ドーピングで引っかかったりしますので
飲めないんですよね
そういう強い生薬も入っていますので
飲めない人もいます
どういう人かって言うと
高齢者の方
妊娠中の方などは
服用しないでいただきたいです
後は元々体が弱い虚弱体質の人にも
ちょっと強い漢方薬になりますので
服用は控えていただきたいなと思います
症状が出てからすぐ飲むのが一番いいんですけれど
せめて二日目くらいまでに飲んで頂きたいと思います
割と早めに反応が出ますので
具体的にいうと
汗をかきます
そうしたらすぐに服用をやめてください
ずっと飲み続けるって言うようなことは
絶対にしないでいただきたいと思います
はい
ということで、今日は葛根湯についてお話ししました
それではまたお会いしましょう